今年の秋が始まる頃、郊外を散歩していると、
おや!?
何かが動いたような...
岩かな?と思って目を凝らしてみると。
わっ! いるぞ、ターキー!
ワイルド ターキー(七面鳥)です。
黒グロと輝くその姿、
まるまるして、おいしそう!!
サンクスギビングディ、が今年もやって来ました。
これは、何時か見たあの七面鳥かな?
重さを量ってみると、9.7kg
けっこう重いです。
All Natural (全て天然物)と書いてあります。
まじか?...怪しいな。
裸にすると...
結構な、グロさです。
命を喰らう為に、今年もこいつと格闘しました。
サンクスギビングディの次の日の挨拶は、昨日のターキーはおいしかったか?である。おいしかった!Very good, という返事を期待するのであるが、最近はターキーを食べない人も増えている様子だ。ターキーを食べる食べないは個人や家庭の嗜好や事情があるのでそれは仕方がない事だと思うが、ターキーを食べるというセレモニーは特別な事だと思っている。七面鳥の買い付けから味付け、下ごしらえ、実際にオーブンで焼くにも4時間という時間がかかる。そして、それを食する為に離散している家族が集まり、親戚が集い、友達が集まる。一つの肉塊からナイフで切り取られた肉のピースが各皿に載せられる時は同じ釜の飯を食うのような、まさにそういう感覚であり、一つの肉塊が人と人を繋ぐ役割を果たしているのだと感じる。そういった意味で、ターキー食ったか?という挨拶に、食った、旨かった。という返事が帰って来ると、なぜか?ほっとしてしまうのは僕だけではないと思う。アメリカにおける伝統的な食事であるサンクスギビングの夕食に皆が集まって七面鳥を食する機会というのは、やはりいいものだなと思う。
今年も上手く(旨く)焼けました。
今年もターキー食べましたよ。
HAPPY THANKSGIVING !
...秋は終わりましたね。