ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

ロクマルの付加価値

2017年05月07日 | ロクマル日記

 ガソリンスタンドに行けばめずらしがられ、どこかのモールの駐車場に停めれば声を掛けられる。ランクルロクマルは活用しているだけでその存在感が有ると感じる。最近の街を走っている車がおりこうさんな良く出来た車ばかりであるが故にランクルロクマルはアウトローな存在として目だってしまうのであろう。走っているとややガソリン臭い事もあり車に興味の無い人にとっては時代遅れなポンコツがのろのろ走っとるわい、として距離を置かれる。しかし、車に感心のあるドライバー達は現在のおりこうな車に混ざってロクマルが走っていると、おっ!と感じるらしく手でグッドサインをしてくれたり表情で挨拶をしてくれたりする。こういうのを期待外れのコミニケーションとでもいうのだろうか、これらはランクルロクマルを使う事での付加価値だと思っていいのだろう。

 

時々ラブレターなんかももらったりします。

...

 

勿論、私にではなくてロクマルにです。

このトラックが好きです!

手放す時には教えてね。

裏は当人の連絡先が記載されたビジネスカードです。

 

 生産が終了して30年のランクルロクマルの評価というものを数値で表す事はおそらく出来ないと思う。しかし、使用しているオーナーの立場から観るとランクルロクマルは注目を集める存在である事は確かである。投資の世界で株価は美人投票みたいなものだと聞くがランクルロクマルにも当てはまるのであろうか?僕自身は別の見方をしている。それは現在の自動車がおりこうさんになり理性的でスキが少なくエアロダイナミクスで省エネでコスト削減の実態であるが故に人々はそれに飽きてきてるんじゃないかなと思っている。よって、一昔のクルマは今のクルマに比べると非理性的、ヤボで野生的、そんな感覚が感性に働きかけて、おっ!と思うんじゃないかなとも思う。よって僕自身はランクルロクマルは人気があるとは思わない様にしている。むしろ内心では騙されないでね、と思ったりしているのだ。とは言うものの声をかけてくる人々には素直にVERY FUN!(おもしろいぞ!)と言いまくっている自分である。

 

コメント (2)
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