暑く気温と湿度が高い夏の朝8時過ぎ。今日の自転車トレーニングには二人の友達が参加して3人で走った。自転車から降りると大量の汗が噴出してくる。仕事中に汗が噴出すと、その汗はあまり気持ちいいとは感じない。しかし、スポーツのトレーニングウェア(ジャージ)に身を包んでいる時は汗がぼたぼたと流れて、冷蔵庫から出したコカコーラのボトルの様に表面がびっしょり濡れても気持ちが好いと感じる。同じ汗でも感覚が異なるポイントはズバリ、着ている服装にある。暑い夏は夏用のスポーツウェアこそが汗を掻くので一番気合が入る格好なのである。友達はコーヒーを手に持って席に座り、僕がコカコーラを飲んでいるのに少し驚いた様子。朝からコカコーラを美味しく飲めるって幸せな事なのです。コカコーラを飲む時、遥か少年時代の夏休みのプールで遊んだ帰り道、友達と自転車に乗って駄菓子屋で買い食いして飲んでいたコカコーラの味を昨日あった出来事の様に思い出す。時と空間は歳月と共に変化したが僕自身の今の正体は昔の悪がきのままなのである。