テネシー州のメンフィスの街を流れるミシシッピーリバー。
対岸はアーカンソー州です。
水の色は茶色(ブラウン)です。
ミシシッピーリバーに続く森の中を流れる小さな川。
ここも、水の色はブラウンです。
それは、まるでミルクコーヒーの様です。
ミシシッピーの州都ジャクソンの北東にRoss Bernett Reservoir という大きな湖があります。
その湖の色もブラウンでした。
一年中水の色がブラウンだとは思いませんが、大水は大地の泥と混ざっています。
...
そして、これらの茶色い水は大地の恵みを供給します。
その恵みに授かろうと、ミシシッピーの田舎のレストランに足を運びました。
CATFISH(ナマズ)というキーワードに引きつけられました。
ミシシッピーの郷土料理と捉えていいのでしょう。
この地では ”食べる” という行為が一つの大きな楽しみです。
ほかにする事無いし...
オーバーランド旅行においても "食べる" という行為は思い出を刻みます。
意外と知られていないのだが、アメリカでは豚肉の方が牛肉を食する歴史よりも古い。
牛肉は牛の皮を得る為の副産物から生じたのである。
よーく、BBQされた豚肉は油が落ちて意外とさっぱりとしています。
今回は、ナマズのグリルドを注文しました。
スパイスが多用されているのはナマズの持つ泥臭さを消す為だと思いますが、意外といけました。
あの泥水の底から届いたのが、このグリルドキャットフィッシュだと思うと嬉しくなります。
普段、ナマズを買って来て食おうとは思いませんが、ミシシッピーでは違います。
ナマズ料理を通じてミシシッピーリバーの精を体に取り入れてきました。
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