今週も仕事でフロリダのマイアミに行っていました。滞在中はニューヨーク以上にスケジュールに追われます。楽しみと言えば冬でも25度を越す温暖な暖かい気候と仕事を終えた後の毎日の夕食です。夕食については朝から仕事仲間と今晩は何を食べるかについて必ず話題にします。マイアミは中南米アメリカ、そしてカリブ海と北米のハブである事もありラテン系の食事が豊富です。しかし、好いレストランを知るという事はトライアンドエラーの結果です。仕事が終わった後で食堂を探し廻る時間の掛かる行為を省き何時ものレストランに直行します。
以前ここで紹介したキューバンレストランは僕のお気に入りの一つです。人気のレストランという事もあり駐車場が一杯になっている事が多いのが唯一の欠点です。店の中はスペイン語圏。そういった中で怪しいチャイニーズの顔をしたおやじが怪しくハチャメチャなスペイン語でセニョリータ達に語りかけます、その会話がまた楽しいので、また来たい!という動機になっているのも事実です。
コメ、マメ、ニク、は中南米料理の定番です。ドレッシングはオリーブ油、酢、塩、胡椒、が定着しています。そして、何を注文しても必ずタマネギが付いてきます。どちらかと言うと味は濃い目です。
フロリダ周辺の海で採れたマヒマヒという魚のグリルドです。この料理を食べながら話題はマイアミでの魚釣りでした。ヘミングウェイの小説老人と海とか、マイアミの橋桁からは1メートルのスズキが釣れるが、それを釣り上げるにはMaid in Japan のロッドが必要だとか、マイアミで釣れる魚は大きいのでファイトが凄いとかです。何時かマイアミ沖の海上でデカイマヒマヒを揚げたい!などとオーパの世界に触れました。
こちらの習慣で食事の後は甘いエスプレッソコーヒー(クバーノショット)で締めくくります。コーヒーをを運んで来たセニョーラを捕まえて、なんで?スマイルフェースなんだ、次回はテ.アーモでハートにしてくれと注文しました。ちなみにセニョーラは50代位の太ったおばちゃんです。
来週も再びマイアミに行きます。そして同じレストランに足を運ぶ事でしょう。(食事が目的ではありません、仕事です?)寒いニューヨークでも飛行機の機内でもキューバの食事が恋しくてたまらない。こういう現象をどうやって表現したらいいのかと思った。僕はこれを第何番目か知らないが、故郷かも知れないと思った。懐かしいあの故里(キューバの食事)。故郷という言葉を軽々しく間違って使うな!と叱責されるかも知れないが、こうやって人生において人々は複数の故郷を積み重ねて行く事になる。
メシに支配された男の言い訳...。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます