2枚目のCD Sweet Leier に入っている12曲目の
「5月の風がふくころ」について・・・
2年前にある方が主催してくださった、ライア-のホ-ムコンサ-トで素敵な女性に出会いました。
Iさんはコンサ-トの司会をしてくださりました。
笑顔が素敵で、凛とした方でした。
彼女はそのとき、すでに重い病にかかっていました。
「みのさんのライア-の音色が聞けて、本当によかった~」と、
その後も段々病状が悪化する中、私のCDを聞いてくださっていました。
その後のコンサ-トにも「みのさんのライア-が聞きたい!」と
車椅子で介添えの方とともにわざわざ駆けつけてくださりました。
彼女とは時々メ-ルでやり取りする程度だったので
病状がどのようになっていたのか、詳しいことはわかってなかったのです。私は。
去年の夏休み、いつもの元気なメ-ルではなく、ちょっと気弱なメ-ルがやってきました。
「みのさん、わたしに曲を作って・・・」
病状が深刻であることが分からなかった私は、のんきに
「Iさんのための曲を作りますよ! 夏休みの宿題にさせてくださいね・・・」
と、返信を打っていました。
その夏休みの終わり、私の曲つくりの宿題が終わっていなかったのに
突然の知らせが入りました。
Iさんはこの世を卒業されたのです。
離婚後女手ひとつでふたりの女の子を気丈にも育てていたIさん。
残されたこどもたちのことを思うと、胸がいたんだ。
お通夜の席で妹さんと、ふたりのお嬢さんに会い、Iさんが病床でずっと私のCDを聞いていてくださったということを伺った。
そんなに私のライア-の音色を愛してくださっていたなんて・・・
こんなに病状が悪いと分かっていたら、ライア-をもってすぐにでも駆けつけて
枕元で弾いて差し上げたのに・・・
涙が出てしかたがなかった。
そんなこと後悔してもあとの祭り・・・
Iさんは5月生まれだったということを聞いて、
Iさんと約束していたIさんのための曲は
「5月の風のふくころ」というタイトルを思いついた。
もうすぐIさんが旅立って1年がたちます。
私は元気にライア-を弾いています。
私はいろいろな方のもとへライア-の音色をお届けしたいのです、
どうか、天国から見守っていてくださいね・・・
「5月の風がふくころ」について・・・
2年前にある方が主催してくださった、ライア-のホ-ムコンサ-トで素敵な女性に出会いました。
Iさんはコンサ-トの司会をしてくださりました。
笑顔が素敵で、凛とした方でした。
彼女はそのとき、すでに重い病にかかっていました。
「みのさんのライア-の音色が聞けて、本当によかった~」と、
その後も段々病状が悪化する中、私のCDを聞いてくださっていました。
その後のコンサ-トにも「みのさんのライア-が聞きたい!」と
車椅子で介添えの方とともにわざわざ駆けつけてくださりました。
彼女とは時々メ-ルでやり取りする程度だったので
病状がどのようになっていたのか、詳しいことはわかってなかったのです。私は。
去年の夏休み、いつもの元気なメ-ルではなく、ちょっと気弱なメ-ルがやってきました。
「みのさん、わたしに曲を作って・・・」
病状が深刻であることが分からなかった私は、のんきに
「Iさんのための曲を作りますよ! 夏休みの宿題にさせてくださいね・・・」
と、返信を打っていました。
その夏休みの終わり、私の曲つくりの宿題が終わっていなかったのに
突然の知らせが入りました。
Iさんはこの世を卒業されたのです。
離婚後女手ひとつでふたりの女の子を気丈にも育てていたIさん。
残されたこどもたちのことを思うと、胸がいたんだ。
お通夜の席で妹さんと、ふたりのお嬢さんに会い、Iさんが病床でずっと私のCDを聞いていてくださったということを伺った。
そんなに私のライア-の音色を愛してくださっていたなんて・・・
こんなに病状が悪いと分かっていたら、ライア-をもってすぐにでも駆けつけて
枕元で弾いて差し上げたのに・・・
涙が出てしかたがなかった。
そんなこと後悔してもあとの祭り・・・
Iさんは5月生まれだったということを聞いて、
Iさんと約束していたIさんのための曲は
「5月の風のふくころ」というタイトルを思いついた。
もうすぐIさんが旅立って1年がたちます。
私は元気にライア-を弾いています。
私はいろいろな方のもとへライア-の音色をお届けしたいのです、
どうか、天国から見守っていてくださいね・・・