4分の１の奇跡

今日、「4分の１の奇跡～本当のことだから～」という
ドキュメンタリー映画を見ました。

この映画のことはもう4，5年も前から知っていましたが
映画を見たのは今日が初めてでした。

石川県の養護学校の先生
山元加津子さんのドキュメンタリー作品。
とっても深い映画で、本当に感動しました。

中でも印象に残ったのは
知的障がいを持った「大ちゃん」と山元先生のやりとりです。
大ちゃんは最初、壁に向かってぶつぶつ独り言を言い
山元先生と目すら合わそうとしなかったのですが、
先生と仲良くなって、心を開いていくにつれて
大ちゃんからたくさん、たくさんの詩が生まれました。

その詩が・・・
まるで世の中の理（ことわり）を知っている仙人が書いているような
深い深い詩なのです。

「葉っぱだって　石ころだって
　　そこにあるだけで
　　心を動かす力がある。
　それが”ある”ということなんかな」

「僕だってそこに”ある”
　　”ある”ものはみんな大切なんや」

「僕が生まれたのには理由がある。
　　生まれるってことにはみんな理由があるんや。」

「星の光が見える。
　　星と僕は知らないもの同士やけど
　　僕の心を動かす力を持ってるんやなあ」


心が洗われるような詩に深く感動して
思わずアマゾンで詩集を注文してしまいました。

生まれてくるということ、生きているということを
改めて考える機会を与えてくれる映画です。

自主上映会のみで上映されている映画です。
HPに日程が載っていますので
ご興味がある方は・・・是非・・・
HP　http://www.heartofmiracle.net/movie/index.html#s1