かもめ食堂

ここ数日の私のマイブームは・・・
「かもめ食堂」なのです！

かもめ食堂は、もうかれこれ7年も前に公開された映画で
見た人から「いいよ～」という話は聞いていたのですが
今まで見る機会がありませんでした。

ふと急にこの「かもめ食堂」のことをいきなり思い出し
さっそくDVDを借りて見てみたのです。

なぜかフィンランドで日本食を出す食堂
「かもめ食堂」が舞台で、
かなり個性的な3人の日本人女性が織りなすお話。

主人公のサチエさん役の小林聡美が
本当にいい感じで・・・

私はこの映画の何に感動したのかというと・・・
サチエさんの所作なのです。

サチエさんは何をするにも
本当に丁寧に、丁寧に心を込めて作業します。

おにぎりをにぎるときも
コーヒーを淹れるためにヤカンからお湯を注ぐときも
しゃけを焼くときも
お皿をふくときも
テーブルを拭くときも
お料理を盛り付けるときも・・・

サチエさんの一つ一つの動作を見ていると
なんだか心が洗われるような気持ちになりました。

どうして、何気ない所作にこんなにも感動するんだろう・・・
改めて考えてみました。
それはきっと・・・
サチエさんが「今」やっている動作を
心から慈しみ
心から信頼して
そして、その動作の中に生きているから・・・かな。

今やっている事、そして
今というこの時間を心から慈しむことができたら・・・
「心配」「悩み」などという普通に私たちが持っている感覚は
きっと・・・入り込む隙間がなくなるのかも。

すると、きっと心に余裕が生まれて
風が吹いても倒れない木の根のようなものが
心の奥に伸びていく・・・気がします。

「かもめ食堂」本当によいですよ～♪