ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

坂本龍一の言葉から

2019年05月18日 | ライア-日記
先日、ラジオを聞いていたら
40年前に一世を風靡したYMOの事がトッピクでした。

YMOがデビューしたのは1978年とのことです。
わ~、そんなに昔~?

メンバーは、細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏。
40年後も第一線にいるというのがこれまたすごいです。

えっ? YMOがわからない?
知らない?
この曲↓を聞いたら、思い出していただけるかと思います!

ライディーン


YMOといえば、シンセサイザーですよね~。
私はまだ当時、高校生くらいでしたが、
シンセサイザーの音色が、
とっても都会的というか、ポップな感じがしました。

それで、先日聞いたラジオ番組の中で、
当時のYMOのアシスタントをやっていた
藤井さんという方がゲストだったのですが、
その藤井さんが、坂本龍一さんに
「なんでYMOはシンセサイザーを使うのですか~?」という
とっても初歩的な質問をしたとのこと。
その時の坂本さんの言葉に「ナルホド!」と思いました。

「シンセには背負っている歴史がないんだよ。
 ピアノやバイオリンには、
 楽器そのものがかかわってきた音楽の歴史があるだろう? 
 例えば、ピアノを弾くと同時に、そのピアノを使った音楽の歴史も、
 これから自分が作る音楽の中に組み込んでしまうことになる。
 シンセはそういう仕組みから解放されるんだよね。」
  藤井丈司著 「YMOのONGAKU」

そっか~!
クラッシックの楽器の背景には
その楽器それぞれが背負っている歴史というものがある。

だから、シンセサイザーは新しい楽器なので、その歴史の縛りがないから
自由な表現がしやすかったと。

それを、私が弾いているライアーに当てはめてみたら・・・
ライアーはピアノのような、音楽の歴史を背負っている楽器ではなく
93年前に作られた「新しい竪琴」です。
そういう意味で、
自由な音楽表現をしやすい楽器であるかもしれません。

が・・・
その、ライアーの左肩に乗っかっている歴史
それは・・・
シュタイナーの提唱する「人智学」という思想の中から生まれた楽器であるという歴史。

私は、今頃になって
その、ライアーの左肩に乗っかっているその「歴史」を
知りたくなっています。

ライアーを最初に考案したエドモンド・プラハトは
どういう思いでライアーを作ったのか。
そして、その後、どんな風に
人智学の人たちの中でライアーが広まっていったのか
どんな音楽を表現しようとしていたのか?

そんなふうに客観的に考えると
とっても、興味深く思えてきて
「あ~、知りたいことがいっぱいあって楽しい♪」
と、一人でへらへらしています。

とはいえ、その知りたいことを知るためには
ドイツ語と格闘しなければいけませんが(泣)

私なりに調べたことなどを
このブログで少しずつお伝えできればと思っています。

何しろ
Tomoko Leier Salonですからね~♪
コメント
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