ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

バロックハープの調べ♫

2021年12月12日 | おんがく日記
今年はなんだか・・・
12月だ~という実感があまりありません。
きっと例年より気温が暖かいせいかもしれません。
家で流すBGMはクリスマス曲をあれこれ聞いていますので
その音楽を聴くとやっぱり・・・
「あ~、12月だな~」(笑)

今日は、バロックハープのコンサートに行ってきました。
曽根田駿さんという方で、きっと私の2番目の息子とほぼ同じ年かな~。
もともとチェンバロを専攻なさっていて、
芸大を卒業後にフランスのリヨンで5年間チェンバロと古楽のハープを学ばれたそうです。
曽根田さんのHPはこちらです~。
https://www.i-filatori-di-musica.com/

画像は曽根田さんのバロックハープで、「アルパ・ドッピア」という名称だとのこと。
なんと!弦が3重構造になっていました。
つまり・・・
一番左と、一番右側の弦がピアノの白鍵部分
真ん中の弦がピアノの黒鍵部分 つまり半音階です。

私は一番前に座って、曽根田さんの手元を飽きることなく観察していました(笑)
素晴らしい演奏でした~♪

ハープの演奏は主旋律は右手、伴奏部分が左手と、ピアノのようにはっきりと役割分担がされていました。
ですから、右手で高い音のメロディを弾いていても、左手は容易に低音の部分で伴奏可能なのです。

ライアーの場合は、右手と左手での役割分担がしにくいので
ソロ演奏する場合は、メロディと伴奏部が混然一体となってしまいます。
その点はハープとライアーの奏法で大きく違うことの一つです。
(ライアーでも右手と左手で役割分担して演奏している方もいると思いますが~)

曽根田さんが演奏なさった曲は主に1400年代~1600年代と古いヨーロッパのハープやリュート、チェンバロの曲でした。
美しいハープの音色と共にいにしえのヨーロッパに思いをはせた昼下がりでした♫
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