虫歯と歯周病菌99・99%死滅…東北大新手法
虫歯や歯周病などの原因菌をほぼ死滅させられる新たな殺菌法を、
東北大大学院歯学研究科の菅野太郎助教らのチームが開発した。
治療機器の開発も進められ、画期的な治療法が数年以内に実用化できるとの期待が高まっている。
論文は米国の代表的な薬学雑誌12月号に掲載された。
菅野助教らは、虫歯菌や歯周病菌など4種類の 口腔 ( こうくう ) 内細菌と過酸化水素の水溶液に、
目に見える波長のレーザー光を照射。強い殺菌作用のある物質「活性酸素」の一種を発生させ、
3分以内に99・99%以上の菌を死滅させたという。
人体への影響はないとみられ、治療が難しい歯周病の奥深い病巣を殺菌することなどへの応用が期待される。
研究チームは、精密機械製造「リコー光学」(岩手県)などと、
過酸化水素水とレーザー光を同時に出す歯周病用の治療機器の開発を進めている。
今年度中には動物実験を終え、2011年度以降に臨床研究に入る予定だ。
この記事を読み、思わずため息がでました。
もっと早く開発されていたら良かったのに・・・と、残念な思いです。
歯が弱い私は歯ブラシをあてていても、これまで虫歯に泣かされてきました。
歯医者さんとは縁を切りたくても切れない悲しさ・・・・。
定期的に歯石をとっていても、すぐに虫歯ができてイタチごっこ。
11月から歯周病の治療で、週1回のペースで歯科医院に通っています。
現在は歯周病に関しての治療は終わりましたが、ブリッジをしている歯の冠の具合がよくないので、
これから、その箇所の治療に入る予定です。
このブリッジの歯は、保険治療で治したので、見た目が良くありません。
金属ものを歯にかぶせるのは身体にも優しくないと知っていても、
当時、お受験だった子供たちの塾の費用や入学金などで
歯の治療費を、最低限に押さえざるを得ませんでした。
歯を見れば、経済状況が分かるそうですが、確かにそんな気がします。
今日では、通常の歯科で行っている治療に美しさという視点をプラスした治療を行う審美歯科や
歯を失った人のためにインプラントで甦る歯などのフレーズが目につきます。
オールセラミックにホワイトニング。
歯にか~るくベンツが1台買えるような高額なお支払いをされた方が
歯周病で、その高額な歯が入れられないということになって・・・・。
あぁ~、また、ため息です。
歯は命。
それで、歯が丈夫な友人には、「丈夫な歯は財産ですよ~」と、思わず言ってしまいます。