渡月橋の名は、鎌倉時代の亀山上皇が、夜に橋の上にかかる月を見て
「まるで、月が橋を渡っているかのようだ」
そこから、この名前がついたそうです。
春は桜、夏は納涼船、秋は紅葉と風光明媚な嵐山の
他にも竹林や清流に魅せられた平安貴族たちは、
洛中から牛車を向かわせたそうです。
室町時代に天龍寺が建立されると門前町として栄え、
江戸時代には茶店が軒を連ね賑わったようです。
訪れるたびに景観が変わっていく嵐山に、少しばかりの寂しさがあります。
20年前の嵐山に娘と宿泊した事があって、
まだ、お土産屋さんは、ポツン2・3軒ほどあっただけで
それは、静かな佇まいでした。
年間700万ともいわれる観光客、
以前のしっとりした落ち着きがなくなっていくのは時代の流れだとしても
嵐山に限らず、京都の街そのものの景観も壊されていくようで・・・・・・
これ以上、破壊されないように祈りたい気持ちです。
嵐山から、京都駅へ戻って、伊勢丹でショッピングを楽しんだ後に
駅ビルの中のお店で晩ご飯です。
少々暗めの照明・・・。今、流行のカウンター席も。
炊き込みご飯
エビのチーズ焼き
デザートの蜜豆。
お抹茶アイス。
写真に撮ったほんの一部だけのお料理・・・・ですが
娘とふたりの食事は、いつもデザートがかかせない・・・。