( 千畳敷カール )
2010年
泣いても笑っても、今日はラストデーです。
今年を振り返れば、いろんなことがありました。
早春の頃、娘夫婦の思いがけない関西行きから始まりました。
関西では、電車に乗るのも街の名も、地図が繋がらなくて困るわ~と、娘。
私たちと遠く離れて暮らした経験がないので、多少の不安や
慣れない土地に住む事への戸惑いもあったようです。
私は未知の地に行くのは、新しい出会いがあるからいいなぁ~と思います。
何といっても新鮮でしょう?
あの角を曲がれば、どんなお店があるかしら?って・・・・ワクワクしますよね。
以前ほど、娘と会えなくなりましたが、
新幹線に乗れば2時間半の距離、大好きな京都も近いので、
ねがわくば、ず~っと、関西にいて欲しいです。(笑)
4月は、G・Wにかけて、数年ぶりに海外へ行きました。
母が倒れてからは、自粛していましたので
旅での感動は想像以上に大きく、揺れる想いでいっぱいでした。
モンサンミッシェルやベルサイユ宮殿をはじめ
多くの世界遺産にふれて
日本にない風景に出会うことも、また、至福のひとときであり、
歴史を感じる建造物に、中世を偲んでみたり、21世紀の今を生きているということを
改めて認識したりなど得ることも多いように思います。
銀座で知り合ったTOSHIちゃんと一緒に、世界遺産ツアーへ出かけたことが
いま思えば、とても不思議な気持ちです。
TOSHIちゃん、いろいろとありがとう。
(海に浮かぶ幻想的な モンサンミッシェル)
そして、その旅の余韻を、いつか、どこかで聞くのもよいものです。
ルーブル美術館
今年の夏の、これまでにない猛暑に、地球温暖化の怖さを感じ取りました。
その酷暑の中、長男と一緒に母のいる病院に行きました。
長男が母の耳元で、「おばぁ~ちゃん」と呼んだら
これまで、目を開けることがなかった母の目が、突然、開いたのには驚きました。
そう、不思議なことってあるんですね~
エルとカールと遊ぶひととき
7月には1泊で木曽駒ヶ岳に登りました。
登山は全く興味がなかったのに、生活習慣を変えるために
まず、歩く事から始めました。そして、歩く事の大事さを認識しました。
360度の大パノラマに感動した夏の日でした。
季節は、夏から秋へ移り
秋も深まる10月半ば頃に、ブログ友のソフィママと
「エリザベート」を観劇しました。
初めてお会いしたソフィママの、天真爛漫な明るさを
少し見習いたいなと思いました。
再会を誓って、また、see you againです。
11月の終わりに歩いた京都・奈良・大阪の旅。
京の雅な紅葉に、やはり、京都は秋がいちばんだと思いました。
大阪では、mixi繋がりのhinaちゃんとお会いできて嬉しかったです。
大阪に行く事があったら、是非、hinaちゃんに会いたいと思っていました。
それが、まさか・・・お見舞いという形になるとは思ってもみないことでした。
お見舞いが初対面になるので、私のなかで迷いがありました。
なので、hinaちゃんと仲良しのブログ友のHちゃんに、メールで尋ねてみました。
Hちゃんからの返信では、
”hinaちゃん、OKみたいなので是非会ってくださいね、ありがとう。”
神戸へ出る予定を急遽大阪に変更して、阪急梅田駅へでてメトロで心斎橋経由で
○○駅にあるK病院へ向かいました。
予め、お見舞いに伺う時間を知らせていました。
携帯に「1階のカフェで待っています」とhinaちゃんからのメールが届いたので
1階カフェーに向かうと・・・
手で合図している方がいました。
あっ!hinaちゃんだわ!
両手を大きく開いて、歓迎するように私を抱きしめてくれたhinaちゃんと
ご対面です。
カウンター式のテーブルで、私は冷たいアイスコーヒーを飲みながら
右側にいるhinaちゃんに、有馬温泉からの帰り道にイノシシに遭遇し、びっくりした事を
持ってきたカメラの画像を観ていただきながら、奈良のパワースポットなど話しました。
その後、病室がある上の階まで案内してくださったので、入って見ると
どのベッドサイドからも、外の景色が見える窓が付いていて、開放的な病室でした。
病院自体も、まだ新しくてきれいで、そう、まるでホテルのような雰囲気なんです。
これから、入院・手術を前に、落ち込んでいるhinaちゃんが
桜咲く頃には、緩やかに快方に向かわれますように・・・・・。
いろんな事があった2010年ですが、
新しい出会いがあり、教えられる事も多く、ほんとに感謝の気持ちでいっぱいです。
来る2011年、みなさまにとって飛翔の年でありますように。