世界に名だたる観光都市、京都。
794年平安京遷都以来1869年(明治2年)太政官が東京に移るまで、
日本の都であり続けた京都。
数々の歴史の舞台を訪ね、思いを馳せてみました。
桜舞う麗らかな春、祇園祭に活気づく夏、
燃えるような紅葉の錦に彩られる秋、凜とした空気の冷たさに身が引き締まる冬。
どの季節もうつくしいけれど、
京都の秋は特に魅力的で、歩くなら侘び寂びが感じらる秋がいい。
クロニクル京都ウオークの旅は、モミジのきれいな光明寺、宇治の平等院からスタートしました。
世界文化遺産の「平等院」
藤原氏がこの世に極楽浄土を現出させた平等院の境内が広がります。
気の遠くなるような永い年月を超えて、守られてきた文化財が数多く存在し
人々の心のよりどころとしてたくさんの願いが向けられてきた仏像。
土中に埋もれることなく引き継がれてきた伝世の宝物。
先人たちのたゆまない努力により守り伝えられてきた建造物。
どこか懐かしい風景に出会え、古都京都の魅力に嵌りそうです。
阿字池に浮かぶ国宝の鳳凰堂には、仏師定朝作の優美な阿弥陀如来座像や
雲中供養菩薩が安置され、藤原氏の権力・財力で
絢爛たる西方極楽浄土の世界を現出させました。
新宝物館の「鳳翔館」で平等院の宝物が展示されています。
(館内は撮影禁止)
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