衣笠山でおさんぽ

 多頭飼いも最後の一頭となったヴァレンシア、ゆるゆるな日常を送っています。

ほかろん誤食

2012-11-12 19:06:47 | 
これはボブのおばかさんぶりを改めて確認した出来事であった。

数日前の深夜、そろそろ寝ようかとリビングにいたワンズに声をかけ、フト見ると、ボブ布団の上に点在する黒い砂のようなものを発見。

すぐ側にホカロンミニの破れた袋があった...。

一瞬、頭から血の気が引いたが、すぐに気を取り直し全頭チェック。しかしこんなことをするのはボブしかいない。ボブの顔を見ると、「すまない顔」をしている。

思っていた通り、ボブの口の中だけに砂が残っていた。

ボブは私に向かって、悪いことをしたときの誤魔化しの言動、「ぼぉーぼぉー」と言いながら首と身体を斜めにし、尾を振り続けている。医者に運ぶべきかと思いながらも、夜も遅い時間であったことや、いつまでも「ぼぉーぼぉー」と調子に乗り元気な様子であることから、とりあえず毒性や影響をWebで検索してみた。


まず気になる使い捨てカイロの中身は、鉄粉・水・活性炭・塩類・木粉・吸水性樹脂・バーミキュライト(農業や園芸に使われる土壌改良用の土)などのようだ。

毒性を持っているものはなさそうである。

他にも同じように誤食した犬猫がかなりいることも判った。誤食の後で活性炭や酸化鉄の色をした便が出るらしい。排泄があれば(腸閉塞を起こしていなければ)様子をみても大丈夫だという記載を発見。

一般的に、人も動物も誤飲をした際に牛乳を飲ませると良いという説があるが、牛乳は胃壁に膜を張ったり、毒物の希釈効果はあるものの解毒はしないとのこと。また、誤飲したものによっては牛乳等水分を与えてはならない場合もある。

食べた量が判らないが、かなりの砂がボブ布団の上に残っていた。ホカロンはミニタイプであったこともあり少し様子を見ることに。翌日もとくに具合が悪そうという様子は無かった。便は翌日の夕方から、二日ほど黒い便を排出。

そして吐くことも無く、何事も無かったかのように今朝も木の枝を口にし、しこたま叱られた。


「オイラの特技見たいか?」


「うりゃぁ~」


「ほりゃぁ~」


「どりゃぁ~」


「むふ...」

木の枝、靴下、下着、ティッシュペーパー、クレヨン、消しゴム、折り紙、スポンジ、そしてホカロン。

おまえはまったく、どこまでおバカなのだろうね。

コメント (4)
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