この日、特別老人ホームさくらの里「山科」では玄関横の広間で家族会が行われていました。
画像中央は伴侶動物福祉創設者である施設長ご夫妻
会場をフト見ると、「中華山科」の看板。ここはときに「寿司処山科」であったり「蕎麦処山科」であったり。思わず食事をしていきたい衝動に駆られます。
和紙に描いてあるだけなのに、どれも看板文字がリアル
家族会で職員さんの出入りが多いからか、ブンちゃんが大好きな動物担当責任者の畠さんの姿が見えないからか、この日のブンちゃんはかなり不機嫌でした。
職員さんが呼んでもイジケモードのブン
すっかりとフロアに溶け込んでいる新入りジローちゃん
ブンちゃんが不機嫌な為、ダイちゃんの気分も
ここで職員さんに話を伺うと、ダイちゃんと玩具で遊んでいたところ、ジェラシーでブンちゃんの機嫌が悪くなったことが判明。
職員さんが気遣って、あとからブンちゃんも構ってあげたのにご機嫌が直らないのだそう。
いじけ中
それならば放っておくしかありません。(笑)
ダイちゃんとブンちゃんはすでにりりまむさんとお友達と一緒にお散歩が済んでいるとのこと。
りりまむさん達はさらにむっちゃんとぷーにゃんを連れ出しているとのことで、急いでアミちゃんを迎えに行きました。
アミちゃんは私を見ると急いで駆け寄ってきました。
ドタドタドタと、急いでいるつもり
エレベーターホール前で、アミちゃんのフロアにいる職員さんに会い、とても嬉しそう。
アミちゃんもすっかりと山科の一員
ところでアミちゃんは、外に出るということが嬉しいようですが、以前のように長い距離を歩くことが苦手になってしまっています。
外に出る直前、さきほどの職員さんに再び会い、ハグの嵐。
この職員さんは犬達に対して、常にボディランゲージやスキンシップを心がけてくれます。一般的に、そうすることで安心する犬達は多く、信頼関係も構築しやすいと感じています。
ぷーにゃんの散歩から戻ったりりまむさんにも会いました。
アミちゃんがりりまむさんに挨拶しているにも関わらず、背後で忍者ぷーにゃんが壁際歩行の術を止めません。
角は特にしっかりと、壁に沿って進まないと気が済まないぷーにゃん。
りりまむさんも、意図せずに怪しいスタイル
この後でようやく、建物の外に出たアミちゃん。最初の勢いはどこへやら、一回トイレを済ますと裏口から建物内へ入ろうと引きまくります。
リードを引くとすぐに咳込みます。
腎臓の数値も良くなっていないと聞いているため、無理強いしない範囲でのお散歩。しかし排便するまではと、休み休み、ときに促しながらどうにか歩かせてみました。
アミちゃんが歩を進めたのは道祖神のあるパワースポット方向。
この日見つけたのは...
不思議体験!?
カエルの背中に小カエルがたくさん...
アミちゃんの散歩から戻ると、ご機嫌が直っていたブンちゃん。自ら近づいてきました。
「オイラダケヲ、オイラダケヲ」
自分だけをたくさん触れと、私やりりまむさんに甘えにきました。
ジローちゃんが近づくと凄い形相で威嚇、危険を察したジローちゃんはすぐに離れていきます。ダイちゃんは遠くからその様子をみています。
多頭が一緒に生活している現場では、犬達もうまくやっていこうとしている様子が垣間見えます。ジローちゃん、偉いぞ。
老犬むっちゃんはあくまでもマイペース。私の指をお菓子と間違えてパクッとしたり...。
ところで山科では、仕事時間外の職員も含め、数人のボランティアさん達が犬散歩に関わってくれています。しかしまだまだ人数不足。
そこで、地域でこのボランティア活動を広めるために、私たちはりりまむさんが作って下さった山科「おさんぽ隊」Tシャツを着用しています。
りりまむさんが描いたキャラクターがとても可愛い、ブンちゃんがモデルのTシャツ。
手描きバージョン
アイロンプリントバージョン
正面から見ると、こんな感じ。
じゃじゃーん!
いちばん若くて、いちばん細くて、いちばん美しいのがワタクシ
りりまむ&お友達「ウソはいけません。ネチケットを順守したブログ作りを...」
はい、スミマセン。
さて話を戻し、近隣の方で犬散歩ボラに参加してみようかな、と思われた方。もし私達を見かけたらぜひ気軽に声をおかけくださいね。
最後に、先日お知らせした犬の躾相談会&犬猫譲渡会について、開催時間が確定したのでお知らせします。
6月9日(日)11時~14時 山科ドッグラン
トレーナーによる躾相談会に参加希望される方は事前申し込みが必要です。
保護団体による犬猫譲渡会への参加は、当日の時間内に現地へお越しください。
犬の躾相談会問合せ先
動物福祉責任者 畠さんを御指名下さい。