1907年(明治40年)に開園し、1990年(平成2年)に「桜名所100選」に選ばれた衣笠山公園。
上の広場
しかしここ数年は老木ばかりが目立つようになり、地元の桜守会のメンバー達が樹勢の回復に力を入れています。
そして今回新たに、公園内を巡回して桜木の状態をチェック、樹勢回復作業に役立てる情報提供が主な目的の「桜見守り隊」が編成されました。
そのメンバーとして地元3組のご夫婦が推薦され、なぜか我家にも会長さんから直々にお声がかかり.....
畏れ多くもと何度かご辞退したものの、犬の散歩ついでの巡回OK、予定組数は揃っているから補欠でもOKと譲歩下さり、地元住民として一人一人が桜を守る意識を高く持たなければならぬという有り難きお言葉も頂き....。
結果、このようなものを頂戴してしまいました。
「見守り隊委嘱状」 なぬ、委嘱。しかも任期は二年、自動延長との記載
「巡回要領」 衣笠山公園を散歩しながら桜木に目を留め、美しい花が咲いてくれることを願って、木々の状況で気付いた事を巡回記録にメモします。と、記載してある。
「鎌」 おりこうな大型犬3頭引き、自虐行為とならぬよう気を付けます。
「腕章」 腕章付けて犬3頭引いてたら、それはワタクシです。
ところで、10月末頃に続けてやってきた台風21号と22号の通過後、多くの樹木の葉が枯れてしまった今秋の衣笠山。
桜も最後まで紅葉することなく、すっかりと葉が枯れ落ちてしまいました。
それはまるで真冬のような景観...。
手前の木は「くらかけ桜」
しかしながら桜の枝をよく見ると、既に花芽が付き始めています。
この花芽の数が来季の花付き加減と深い関係があり、貴重な予測情報になるのですって。
なのでまずは桜の枝に付き始めた、この花芽の数をカウントするのがお仕事となりそうです。
関係者の皆さま、このようなお粗末ものですがご指導のほど宜しくお願いいたします。