旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

バリ・ウブドへの旅 2日目(Part3)

2005-09-04 | 海外旅行記(2001~2005年)
バリに行く2週間前くらいに、日本から申し込んだホテルのスパ。
今回受けるメニューは、120分のアーユルヴェーダ「Chakra Dhara」です。
アーユルヴェーダという言葉は、日本でもかなり浸透してきていますが、もともとはインドが発祥の、5000年もの歴史を持つ、大変古くから伝わる自然療法です。アーユルヴェーダという言葉は「生活の科学」という意味を持ちますが、身体全体のバランスを整えることで、心と身体を健康で自然な状態に戻そうとする医学的な療法です。

スパはホテルジムの中にも施設があるのですが、ヴィラに泊まっていない私たちは、ホテル内にあるスパ・ヴィラでの施術を申し込みました。(ヴィラに泊まっていると、ヴィラの屋上でマッサージとか受けられるんですよ~)
まず、受付でその人に合った施術をするために、アンケートに答えます。アンケートは日本語でも書かれているので、間違って答える心配は無用。内容は、ちょっと性格判断みたいなカンジでしたね。(ちなみに、私と友人のタイプは全然別でした。)


スパ・ヴィラの中の様子。
フラッシュをたかないで撮ったので、ちょっと薄暗いですねー。
実際はもう少し明るい感じです。
ヴィラの周囲は池に囲まれていて、陽射を受けた水の反射がすりガラスの窓にキラキラと映ってそれはとても綺麗なんです。
写真の窓に白い模様が写っているのが見えるのですが、分かりますか? 写真ではキラキラ感がちょっと分かりにくいですが…

ちなみに「Chakura Dhara」の内容を説明すると、まず2人(!)のテラピストが、背中・頭皮・手・足をマッサージしてくれます。これがまたなんというか、一人の人がマッサージするのと全然違うんですよね!(当たり前ですけど)一人の人がぐーっとマッサージをすると、すぐに次の人が追ってマッサージをしてくるので、途切れることがないんですよ。なんでしょう、連続ワザとでも言えばいいのかな?ほんっとに気持ちがいいんですよ~ 思わず途中で眠りについちゃいました。ああ、もったいない。
とにかく、めちゃくちゃ贅沢な時間です。
このマッサージで身体の中の毒素の排出を促すわけなのですが、本当に毒素がジャンジャン出て行きそうな気持ちよさ。
マッサージの後に、バーブオイルを4つのエネルギーのツボに添った中央神経機関にたらすんですが、これでドーシャ(規範構造)とチャクラ(エネルギーのツボ)のバランスを整えるそうなんです。…うーん、ちょっとよく分からん…
でもこれが効果を高める仕上げなのですね。体中を大量のオイルがタラタラと流れていく感覚は普通は味わえないので、貴重な体験でした。


ヴィラの中には、いかにもスパ!というカンジのバスタブも。
天蓋つきですよ~ ただ、私たちのアーユルヴェーダにはフラワーバスのメニューがないので、使うことはなかったのですが。
うーん…どっちが良かったのか…


そして外には、プールまであります。
施術後に、ここのデッキチェアでのんびり~と出来るのかと思っていたのですが、施術を受けるだけでほとんど120分を使っている上に、次のお客さんがお待ちということで、終わった後にスチームシャワーを浴びて、そのあと普通のシャワーを浴びた後は、バタバタと着替えて出ることに。
うーん…残念。(ちなみに、普通のシャワーは中と屋外にありまして、私は屋外のシャワーを使いました。木に囲まれて受けるシャワーは、ワイルドなカンジがしてなかなかオツでしたよ)

スパのあとは、ホテルのラウンジでアフタヌーンティー。3時から5時までが、アフタヌーンティーの時間なのですが、ティーorコーヒー&スイーツがついて無料です。おかわりもOK。スイーツも最初の一皿だと「うーん…足りない?」と思ったら、おかわりしても大丈夫です。快く追加のお皿を出してくれます。


ラウンジでお茶しながら、緑いっぱいの風景を眺めているだけで、気持ちが穏やかに、そして心も頭も空っぽになっていく。驚くほど心地よい静けさに包まれた場所。
ラウンジのカウンターには、私たちを含め、数組のお客さんがいましたが、大声で話をして周囲の雰囲気を台無しにするような人は誰もいませんでした。


この日のディナーはアユンテラスで。
たまたまこの日は、チャイニーズ・ティフィン・ボックスというテーマがレストランで設定してあって、特別メニューが提供されることになってました。(もちろん、通常のメニューもありますが)
迷わずティフィン・ボックスを注文した私たち。ちなみにティフィン・ボックスというのは、東南アジア圏が植民地時代に始まった、港や埠頭で働く人々が持ち運び出来るようにと考えたランチボックスのこと。当時、東南アジアに多くいた華僑の人々が考え出した、ということもあって、ディナーで供された3段重ねの器は中国風のデザイン。とてもキュートな感じ。
食事の量もそれほどマックスではなくて、ちょうど全部楽しんで十分に満腹できるものでした。
翌日もここのレストランでは、特別なメニューがあるそうなのですが、残念、翌日のディナーは、アマヌサのザ・レストランを予約しちゃいました!
アマヌサでも写真をいっぱい撮ってきましたよ~♪

ということで、やっと2日目の終わりです。(長いな!3日かけて1日分かよ)
明日はバリ3日目の話から。