今日は、『東京のオペラの森2008』が開催されている上野の森の東京文化会館へ。
本日の公演演目は、チャイコフスキー作のオペラ『エフゲニー・オネーギン』。
指揮は世界の小澤征爾。
このオペラを観るのは初めてだったのですが、事前に予習していったこともあって、観る前から楽しみにしてました。
それに何より、また小澤氏のタクトによる音楽が聴けるってことで、一層期待が膨らむわけです。
チケット代は、ジャニーズのライブに5回は行けちゃうくらい高かったけど(笑)
タチアーナ役のソプラノ歌手の方が体調不良で、数日前に急遽代役に代わるというアクシデントがありましたけども、そんなことを忘れてしまうほど、文句なしに素晴らしかったです。
やっぱり、チャイコフスキーの音楽は美しくて壮麗でドラマチック。
悲劇的なストーリーを劇的に盛り上げるロマンチックな旋律に酔いました。
舞台演出は、とてもシンプル。
でも、全幕を通して舞台後方で降りしきる雪が、歌舞伎のような様式美を感じさせ、最初の幕開けに見た時、ハッとするほどのインパクトがありましたね。
途切れない雪の壁は、どことなく、逃げ道のない、閉ざされたような狭い世界で行き詰まる、登場人物たちの心情にシンクロするかのよう。
全3幕7場、孤独と絶望のうちに幕引きとなる最後まで、舞台に引き付けられ、音楽に魅了されました。
大満足。
あ、舞台のレビューも早く書かないと(苦笑)
本日の公演演目は、チャイコフスキー作のオペラ『エフゲニー・オネーギン』。
指揮は世界の小澤征爾。
このオペラを観るのは初めてだったのですが、事前に予習していったこともあって、観る前から楽しみにしてました。
それに何より、また小澤氏のタクトによる音楽が聴けるってことで、一層期待が膨らむわけです。
チケット代は、ジャニーズのライブに5回は行けちゃうくらい高かったけど(笑)
タチアーナ役のソプラノ歌手の方が体調不良で、数日前に急遽代役に代わるというアクシデントがありましたけども、そんなことを忘れてしまうほど、文句なしに素晴らしかったです。
やっぱり、チャイコフスキーの音楽は美しくて壮麗でドラマチック。
悲劇的なストーリーを劇的に盛り上げるロマンチックな旋律に酔いました。
舞台演出は、とてもシンプル。
でも、全幕を通して舞台後方で降りしきる雪が、歌舞伎のような様式美を感じさせ、最初の幕開けに見た時、ハッとするほどのインパクトがありましたね。
途切れない雪の壁は、どことなく、逃げ道のない、閉ざされたような狭い世界で行き詰まる、登場人物たちの心情にシンクロするかのよう。
全3幕7場、孤独と絶望のうちに幕引きとなる最後まで、舞台に引き付けられ、音楽に魅了されました。
大満足。
あ、舞台のレビューも早く書かないと(苦笑)