旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

バリ・ウブドへの旅 4日目

2005-09-15 | 海外旅行記(2001~2005年)

この日は1日、ホテルで過ごすということで、部屋のガゼボやプールサイドでのんびり~まったり~と過ごしました。
ホテルで写した写真をここでまとめて披露。



ここは私たちが泊まったスイートがあるホテル棟の屋上。
屋上というよりは、ホテルの庭の一部といったカンジに見えますよね。
ここのちょうど下に私たちの部屋があります。


ホテルの中にはいろいろな置物があります。
これは普通に「壷」ですが、ゲストルームにも、古代の神殿をイメージした陶器や飾り物が置かれていて、ホテルのショップで購入することが出来ます。


これは守り神のような生き物だとは思うのですが…
このときは「なんだか分からないけど面白い」と写真に撮りましたが、こうやって載せると、なんだか説明出来ないじゃないですか、私。
ホテルのスタッフに聞いておけばよかった…と反省。


あちこちでお目にかかるフランジパニ。
ホテルのそこかしこに、ゲストルームのあそこにもここにも、とにかくいろんな所に置かれています。
ドレスアップしたときに髪にさすと、バリのリゾート気分がさらに盛り上がります(笑)

デジカメの機能を生かして、モノクロ写真も撮ってきました。

最初の写真と同じようなパームツリーを撮りましたが、東南アジア的な雰囲気が出ているのはこの写真という気がします。
カラーではないのですが、南国の色がなんとなくイメージできますよね。


アユンリバーで釣りをしている地元の男の子たちを写したものです。
モノクロって、こういう光景を撮った時に風情が出ていい感じです。個人的にかなり気に入っています。

気に入った勢いでもう一枚。

私がプールサイドで惰眠をむさぼっている時に、ホテルのライステラスで働く人々を見かけて写しました。
写真は物陰からコッソリと盗撮したみたいに見えますが、たまたまこういう場所から撮影しただけのことで…
でも絵的に「物陰から周囲の様子を伺っているところ」みたいな感じに出来上がって、これもかなり気に入っているんですね。

午後、アフタヌーンティーを楽しみながら、ふと「うわーライステラスだ~っと感動できるような所に行ってみたいね」ということになりまして、急遽、ライステラスの観光地として有名なティガラランへと行くことに。
もう午後4時を回っていて、時間的に大丈夫かと心配でしたが、30分くらいで行けるので大丈夫だということで、早速出発。
最初はタクシーを頼もうかと思いましたが、すでに手持ちの現金(現地通貨)がなかったため、タクシーよりはちょっと高めですが、ホテルカーを利用することに。
乗車するとすぐに、冷たいおしぼりと水が出されたところから、気分はすでにVIP♪
ドライバーさんとの会話を楽しんでいるうちに、目指す目的地へ到着。


ティガラランのライステラスです。
写真では見たことがありますが、実際見てみるとその渓谷の深さにまず感動します。
この日は、恐らくちょうど田植えが始まってまだ少し経った頃、という感じでしたので、緑の穂が揺れているという時期ではなかったのが、ちょっと残念ではありましたが。


バリのお米は、日本のお米よりちょっと小粒です。
ただ日本のお米と掛け合わせて作られているので、タイ米などと比較しても、日本のお米と大変よく似ています。
気候が暖かいので(というか暑い?)成長は早く、日本のように丈が伸びないうちに収穫時期が来ます。だいたい1年に2~3回の収穫が見込まれるそうです。


友達のNちゃんは、ここに着いた途端、なぜか土産売りのお姉さんにつかまってしまい、腰に布を巻かれたりされて、「シェンエン、シェンエン(千円)」と猛アタックをかけられてました(笑)
「いいです、いらないです」とNちゃんが断っているのにも関わらず、シェンエンは最後には「ゴヒャクエン」にまで値下げに。
(その間、困っているNちゃんの様子を横目に見ながら、ドライバーさんとお話していた私。冷たい?)


ライステラスは観光地ですが、ちゃんとした田んぼなので、収穫のために働いている人達がいます。
この2人は決して現地のモデルさんなどではありません。なんだか「ピースサイン」なんかしちゃってますけど…。

ティガラランの帰り道、ドライバーさんの紹介で、白い鷺が集まる村へと立ち寄りました。
ちょうど、バリ島のあちらこちらへと行っていた鷺たちが帰ってくる時間で、東西南北から空を飛翔してくる鷺のたくさんの群れを見ることが出来ました。
ちょっと写真に撮ることが出来なくて残念でしたが、その迫力にはかなり驚かされます。
ちなみに、その鷺たちが寝宿にしている木の下は、ものすごいフンだらけで、地上が白くなっていました。車に戻るまでの間、頭にフン落とされなくてよかった…

ふと思いついて出かけた小旅行でしたが、思いがけず楽しい思い出になりました。
そして、ついに。明日は帰国する日…。

バリ・ウブドへの旅 3日目(Part2)

2005-09-13 | 海外旅行記(2001~2005年)
憧れのアマンリゾートへの第一歩!


宿泊はひとまずこの先の楽しみにとっておいて、とりあえず食事だけでも…と、今回は海が望めるここアマヌサへ。
(同じ海ならアマンキラという選択もあったのですが、いかんせんアマンキラは遠いです…)

車寄せでいかにもアマンらしいスマートな出迎えを受けたあと、「ザ・レストランのディナーを7時に予約しているの、でもサンセットを楽しみたくて早めに来たわ。ああでもその前に、ゲストルームを見学させてもらってもいいかしら?」などと、つたない英語を駆使しましたが、部屋を案内してくださった方は、アマンリゾートには珍しく、多少日本語が通じて話せる方でした。日本人のゲストの方から、少しずつ日本語を教えてもらっているそうです。

バリの大多数のホテルでは、渡航の多い日本人客への対応を考えて、日本人のスタッフや日本語を話せるスタッフを数多く置いていますが(フォーシーズンズもしかり)、アマンはもともと欧州からの客を対象にしているホテルなので、日本人客への対応というのは考えられていない、という話を聞いたことがあります。が、アマンを利用する日本人も徐々に増えてきていることから、ホテルスタッフの中には日本語を積極的に勉強している人もいるようです。
たしかに、アマンらしい心配りのされたサービスを日本人ゲストにも同等に提供するのであれば、日本語の習得はホテル側として必要なことかもしれません。もちろん、訪れる私たち日本人も、英語でリクエストする力を身に着けることが大切なのかもしれませんが。でも、使い慣れた日本語で意思が伝えられたらラクですよね。

というわけで、アマヌサのゲストルーム。プライベートプール付のオーシャンビューの部屋を案内されました。私たちの予算なら、ガーデンビューでもよかったのですが…


きゃ~!天蓋つきのベッドよ~!
フォーシーズンズは天蓋つきのベッドじゃないので、実物を見て感激してしまいました。
やっぱり女性の憧れですよね~
でも、ベッドのサイズはフォーシーズンズの方が大きいような…


ほかのアマンリゾートも同じですが、ベッドルームとバスルームを隔てるドアというものはありません。
これは慣れないと、ちょっと戸惑いますよね。そのせいもあるかもしれませんが、部屋の広さも私たちが泊まっているフォーシーズンズのスイートと比較すると、とても狭く感じます。とはいえ、プール付の庭まで含めた敷地上の面積からいったら断然広いです。
ちなみに、この部屋の宿泊料金は1泊800ドルだそうです。
おおぉぉ…(思わずエビ反り)


部屋の見学後、まだ食事の時間まで余裕があったので、オープンエアのバーのソファーに身をゆだねて、海を眺めながらのティータイム。


残念ながら、こちらのホテルは島の東側にあるため、海に夕陽が沈むサンセットの光景は見られないのですが、抜けるような青い空が次第に暮れていく光景、その空に浮かぶ白い雲が夕暮れの光に染まっていくのを見ているだけでも悪くない、と思いました。

そして、アマヌサのギフトショップでお買い物。
前にもちょっと書きましたが、それほど大きいショップではないのですが、置いてある商品がとてもセンスがいいんですね。思わずあれこれと買いそうになってしまいました。泊まっていれば部屋に持ってきてもらうとか出来るのですけど……

ザ・レストランは、かねてからの噂通り、高級感あふれるレストランでした。屋外のプールサイドのテーブルもあったのですが、バーにいたときから風が冷たく感じられたので、迷うことなく中のテーブルを選びました。
このアマヌサのホテルコンセプトが、古代の宮殿ということもあって、ホテルの造りそのものもそれらしい感じなのですが、レストランの雰囲気も素朴なバリの雰囲気とは、趣を異にしています。これはこれでGOODだと私は思います。
食事も「アマヌサの食事が一番」という評判を裏切ることなく、素晴らしいうえにその味も最高でした!
バリでの食事に1万円出しても惜しくない!と思う人なら、ぜひここでの食事をオススメします。

身も心も満腹になった私たち、帰りのタクシーでは完全に爆睡状態でした。(ドライバーさん、安全運転ありがとうございました!)
それにしても、アマヌサまでは遠かった……

2度目の閑話休題

2005-09-11 | ほかの話
昨日「吉原御免状」(観劇レポはまた後日)を観に行く途中、電車の中吊りをボンヤリ眺めていたら、見たことのある顔が。
「ん?もしかしてと思うけど、堺さん?」
目をじっと凝らして見てみれば、右斜めから、左斜めから、真正面から、どこをどう見ても堺雅人その人でしかないのだけれど…それにしても
「何故今頃AERAの表紙に堺さん?」
大きな舞台を控えているわけでもなく…
月9の主役に抜擢されたわけでもなく…
衆議院選挙に立候補したわけでもなく…
「ワケが分からない」
な私でした。
ま、AERAを購入して読んでみたら、それっぽい理由が出ていました。
12月のNHKシルクロード紀行に出演するそうですよ。出演というのがどういう出演なのか気になりますが。
番組の進行役としての出演なのか、それとも「声」だけの出演なのか(確率的に一番高い)、それとも実際にシルクロードを旅しちゃったりするのか(それはそれですごい。しかも一番美味しい)…
ま、どちらでもいいですが。…ていうか12月まで何もないのかよ!!(逆ギレ)

そして、大人計画の「7人の恋人」のチケット、取れませんでした…
ええ、しっかり寝坊した自分がいけないのは重々分かってるんだけどさ…
「天保十二年のシェイクスピア」のチケットも取れず、今年はつくづくチケット運がないんだなぁ…と思う私でした。

バリ・ウブドへの旅 3日目

2005-09-09 | 海外旅行記(2001~2005年)
やっと3日目…ですね。
この日は「おでかけ日」ということで、午前中はウブド市内へ。
ウブドは芸術の村、ということで知られているので、本音を言うと美術館やギャラリーにも行きたかったのですが、ま、それは次回の楽しみということで、今回は小洒落た小物を探してショップめぐりを。
ウブド市内へは、ホテルから無料のシャトルバスに乗って向かいますが、最初の便を乗り過ごした私たちは2便目に。たまたま私たち2人だけしかいなかったこともあって、ドライバーさんが、ホテルが一望に見られる場所だよ、と彼の実家に案内してくれました。
ご家族の方に挨拶しながら、フォーシーズンズ・サヤンの全景が望める場所へ。


こうやって見ると、このホテルがその個性的な外観とは異なり、自然あふれる周囲の景観を損なうことなく、優雅な風情の佇まいで作られているかがよく分かります。
ヴィラも点在しているのですが、木々に隠れてどこにあるか分かりませんよね。


この場所からは、ホテルの周囲のライステラスや、遠くに山を望むことも出来ます。
豊かな緑がどこまでも続く、羨ましいくらい素敵な場所です。

ドライバーさんの自宅には祭事用の寺院(といっても小さなものですが)あったりして、バリの人々の信仰心の厚さと、日常の習慣としてヒンズー教が根付いていることを改めて感じました。

シャトルバスのドロップ&ピックアップポイントは、Puri Saren宮殿の前。ショップめぐりの前に、この宮殿も見学してみました。



一番右側の写真。沖縄です、といっても通用しそうです……

市場の喧騒を楽しんだり、モンキーフォレスト通りをジャランジャランしながら、ショッピング。
市場は値切ればどんどん安くなるんですが、なんというか…まとめ買いが出来るように、5個や10個単位でラッピングされていたり、どこでも同じようなモノを売っていたりして、オリジナリティあふれる小物を探そうとしても意外とないんですよね。
個人経営のちょっと洒落たショップの方が、値段はちょっと高めなのですが、1点モノだけを置いていたりして、なかなかよかったですね。

ウブドの街でのんびりお茶する時間もなく、買い物だけでホテルへの帰路へ。
なにしろ夕方までにはアマヌサに行かなくてはならないのですよ、この日は。
アマヌサへの予約は、前日の朝、ホテルのフロントでお願いしていました。ホテルのスタッフには「アマンダリの方が、車で5分くらいで行けるけど?」と言われたのですが、「いえ、海が見たいので」ということで、予定通りアマヌサへ。
アマヌサまでは車で1時間半くらいなんですよね。フォーシーズンズのホテルカーでアマヌサへ乗りつけるというのも、ちょっと心惹かれましたが、結局、予算的に安いのでタクシーを利用することに。
ホテルでタクシーをお願いすると、正規のタクシーを手配してくれるので、金額がボラれたりすることがないので安心です。というのも、アマヌサへは片道だけのお願いだったのですが、アマヌサ到着後、タクシードライバーが帰りも送っていくからと熱心に言ってくるので、料金は大丈夫なのか?と思いつつ、彼の押しに負けて復路もお願いしたところ、往復料金ともフロントの方が言った通りの金額だったので、ホッとしました。

さて、アマヌサ。憧れのアマンのホテルです!
ディナーの予約時間までまだ余裕があるので、部屋を見学させてもらうことに。
その部屋の様子は、明日のブログでお届けします。

バリ・ウブドへの旅 2日目(番外編)

2005-09-07 | 海外旅行記(2001~2005年)
あれ?2日目の話は終わったのでは…?
というわけで、この話をすっかり忘れてました。別に2日目Part4でもよかったのですが、あえて番外編にしてみました。(あえてすることでもないですが)
さて。2日目の夕方。つまり水曜日の夕方ですが、ホテルのショップの中庭でバリニーズダンスの催しものがありました。
毎週水曜日、午後6時から7時まで、サヤン村の村人たちによる演奏と踊りが、ここフォーシーズンズで行われています。観劇料はもちろん無料です。
この日の催しものは、クトゥ地区(バンジャール・クトゥ)のスカールスマールプグリンガンの楽団(ゴング)による演奏と踊りです。
バリの村における楽団の役割は、年中行われる寺院での祭りごとでの演奏ですが、観光客向けのイベントや演奏会なども、いろいろな場所で行われています。
サヤン村には、8つのバンジャールがあって、そのうち2つのバンジャールが正式な楽団を持っています。クトゥはその1つ。


楽団は主にパーカッション系。
一見、演奏は簡単そうに見えるんですが、ちゃんとした楽譜があるわけではないし、勝手に叩けばいいっていうものでもないんだろうなあと思います。
シンプルな楽器なので、音合わせは必要ないようですが、演奏そのものは、お互いの楽器の音色を聞きながら、微妙な強弱をつけたり、速さを変化させたりと、複雑そうな感じです。


最初の踊りは「Gabor」ガボールという歓迎の舞。
4人の若い女性たちが花を撒きながら舞い踊る、通常、神々を迎える舞とされています。
みんな、細くて顔がちっちゃい!そして可愛い!果たして何歳なんだろう…と思います。


次の踊りは「Cendrawasih」チェンドラワシという、天の鳥を表現した女性二人の踊り。
衣裳のゴールドのピラピラしたものが、鳥の羽を表しているようです。
この頃から夕暮れがぐっと迫ってきました。


3番目は「Taruna Jaya」タルナジャヤという男性の踊り。
若者が徐々に大人になっていく過程を表現した踊りということで、柔らかく繊細な感じの女性の踊りと違って、ダイナミックな踊りが見られます。


最後の踊りは「Legon Keraton」レゴンクラトンという、女性の代表的な踊りです。
この踊りは18世紀頃に作られた宮廷舞踊で、3人の踊り子が、2人は王女、一人は侍女という設定で踊ります。
今までの踊りと比較してもストーリー性があるので、観ていて面白い踊りです。
なかなか見ごたえがありました。階段上になった芝の上に腰掛け、夕闇迫る自然を背景に観るバリ舞踊は、バリに来たんだなぁということを改めて実感させてくれます。
…鑑賞前の虫除け対策は必須ですが。

じつは金曜日の夜に「Tirta Sari」の公演を観に行こうか予定していたのですが、バリ舞踊を見たのは初めての2人。このホテルの無料公演だけで満足してしまいました。
ティルタ・サリは海外(日本も)での公演も行うほどのプロ中のプロなので、全然比較の対象にはならないのでしょうが……ま、ティルタ・サリもまた次回のお楽しみということですね。

バリ・ウブドへの旅 2日目(Part3)

2005-09-04 | 海外旅行記(2001~2005年)
バリに行く2週間前くらいに、日本から申し込んだホテルのスパ。
今回受けるメニューは、120分のアーユルヴェーダ「Chakra Dhara」です。
アーユルヴェーダという言葉は、日本でもかなり浸透してきていますが、もともとはインドが発祥の、5000年もの歴史を持つ、大変古くから伝わる自然療法です。アーユルヴェーダという言葉は「生活の科学」という意味を持ちますが、身体全体のバランスを整えることで、心と身体を健康で自然な状態に戻そうとする医学的な療法です。

スパはホテルジムの中にも施設があるのですが、ヴィラに泊まっていない私たちは、ホテル内にあるスパ・ヴィラでの施術を申し込みました。(ヴィラに泊まっていると、ヴィラの屋上でマッサージとか受けられるんですよ~)
まず、受付でその人に合った施術をするために、アンケートに答えます。アンケートは日本語でも書かれているので、間違って答える心配は無用。内容は、ちょっと性格判断みたいなカンジでしたね。(ちなみに、私と友人のタイプは全然別でした。)


スパ・ヴィラの中の様子。
フラッシュをたかないで撮ったので、ちょっと薄暗いですねー。
実際はもう少し明るい感じです。
ヴィラの周囲は池に囲まれていて、陽射を受けた水の反射がすりガラスの窓にキラキラと映ってそれはとても綺麗なんです。
写真の窓に白い模様が写っているのが見えるのですが、分かりますか? 写真ではキラキラ感がちょっと分かりにくいですが…

ちなみに「Chakura Dhara」の内容を説明すると、まず2人(!)のテラピストが、背中・頭皮・手・足をマッサージしてくれます。これがまたなんというか、一人の人がマッサージするのと全然違うんですよね!(当たり前ですけど)一人の人がぐーっとマッサージをすると、すぐに次の人が追ってマッサージをしてくるので、途切れることがないんですよ。なんでしょう、連続ワザとでも言えばいいのかな?ほんっとに気持ちがいいんですよ~ 思わず途中で眠りについちゃいました。ああ、もったいない。
とにかく、めちゃくちゃ贅沢な時間です。
このマッサージで身体の中の毒素の排出を促すわけなのですが、本当に毒素がジャンジャン出て行きそうな気持ちよさ。
マッサージの後に、バーブオイルを4つのエネルギーのツボに添った中央神経機関にたらすんですが、これでドーシャ(規範構造)とチャクラ(エネルギーのツボ)のバランスを整えるそうなんです。…うーん、ちょっとよく分からん…
でもこれが効果を高める仕上げなのですね。体中を大量のオイルがタラタラと流れていく感覚は普通は味わえないので、貴重な体験でした。


ヴィラの中には、いかにもスパ!というカンジのバスタブも。
天蓋つきですよ~ ただ、私たちのアーユルヴェーダにはフラワーバスのメニューがないので、使うことはなかったのですが。
うーん…どっちが良かったのか…


そして外には、プールまであります。
施術後に、ここのデッキチェアでのんびり~と出来るのかと思っていたのですが、施術を受けるだけでほとんど120分を使っている上に、次のお客さんがお待ちということで、終わった後にスチームシャワーを浴びて、そのあと普通のシャワーを浴びた後は、バタバタと着替えて出ることに。
うーん…残念。(ちなみに、普通のシャワーは中と屋外にありまして、私は屋外のシャワーを使いました。木に囲まれて受けるシャワーは、ワイルドなカンジがしてなかなかオツでしたよ)

スパのあとは、ホテルのラウンジでアフタヌーンティー。3時から5時までが、アフタヌーンティーの時間なのですが、ティーorコーヒー&スイーツがついて無料です。おかわりもOK。スイーツも最初の一皿だと「うーん…足りない?」と思ったら、おかわりしても大丈夫です。快く追加のお皿を出してくれます。


ラウンジでお茶しながら、緑いっぱいの風景を眺めているだけで、気持ちが穏やかに、そして心も頭も空っぽになっていく。驚くほど心地よい静けさに包まれた場所。
ラウンジのカウンターには、私たちを含め、数組のお客さんがいましたが、大声で話をして周囲の雰囲気を台無しにするような人は誰もいませんでした。


この日のディナーはアユンテラスで。
たまたまこの日は、チャイニーズ・ティフィン・ボックスというテーマがレストランで設定してあって、特別メニューが提供されることになってました。(もちろん、通常のメニューもありますが)
迷わずティフィン・ボックスを注文した私たち。ちなみにティフィン・ボックスというのは、東南アジア圏が植民地時代に始まった、港や埠頭で働く人々が持ち運び出来るようにと考えたランチボックスのこと。当時、東南アジアに多くいた華僑の人々が考え出した、ということもあって、ディナーで供された3段重ねの器は中国風のデザイン。とてもキュートな感じ。
食事の量もそれほどマックスではなくて、ちょうど全部楽しんで十分に満腹できるものでした。
翌日もここのレストランでは、特別なメニューがあるそうなのですが、残念、翌日のディナーは、アマヌサのザ・レストランを予約しちゃいました!
アマヌサでも写真をいっぱい撮ってきましたよ~♪

ということで、やっと2日目の終わりです。(長いな!3日かけて1日分かよ)
明日はバリ3日目の話から。

閑話休題??

2005-09-03 | ほかの話
土曜日の朝。(朝といっても、もう9時を過ぎてましたが)いつものようにウォーキング&ランニングをしていたのですが、その途中。
気持ちいいなあと秋の空を見上げていたら……
「こ、こ、これって、まさか……」
どうみても地震雲としか思えない!!
それもすごい広大な範囲に渡って、バリエーションに富んだ(?)地震雲が西の方角の青空にかかっているんですよー
ちょうどランニングを終えたばかりだったこともあって、ドキドキ度がさらにパワーアップした私。
これはもしかして、ついに東海大地震がやってくるのかと、思ってしまうじゃないですか。どうかお願い、今日だけは来ないで~っと願う私。
なぜなら、今日は2回目の「スター・ウォーズ」を観る日だから!(←完全に自分だけの都合…)
細く上に向かってたなびく雲……
やっぱり地震雲だよ~


……今宵、またバリの話に戻ります。


バリ・ウブドへの旅 2日目(Part2)

2005-09-02 | 海外旅行記(2001~2005年)
2日目の朝食は、レストラン「アユン・テラス」で。

テラスという名前の通り、やはり席はテラス側が一番。
特に向かって左側が陽が当たらなくて快適です。
(最初、右側しか空いていなくて、そこに座ったのですが、めちゃめちゃ陽が当たるんです。眩しいっ!というより、暑いっ!)
とにかく、目の前に迫る緑いっぱいの風景を眺めながらのBreakfastは、何を食べても美味しい!!


ちなみにここの朝食は、今ではそれが当たり前になったビュッフェ式ではないんです。なんとメニューからチョイスするアラカルト式。
しかも朝食代は宿泊費に入っているので、つまり単価に関係なく何をどれだけ頼んでもいいわけで、要は食べ放題!
メニューはもちろん豊富だし、注文を受けてから作るので、どれもこれも出来たてホヤホヤ~な状態で運ばれてくるんですよー!これだけで、ああ感動。
ちなみに注文したものは、「Fried Crispy Chicken,Mashrooms and Vegetables with Hot Chili and Soft Scramblede Eggs」と「Homemade Granola with Cashew Nuts and Coconut with Fruit and Yoghurt」と「Bakery Basket」
いきなり朝からガッツリいってます。Bakery Basketには、クロワッサンにチョコとフルーツのデニッシュ、マフィンが入ってます。Fried Crispy Chicken…は思っていたより量がありますが、ガッツリ食べたい時にはいいかも。味もGOOD。ちなみにGranolaも想像以上にたっぷり目です。ヨーグルトだけで食べるのはかなりキツイものが…(汗)
ところで、ドリンクは「Sayan Smoothie」がオススメ!フルーツとヨーグルトとバリの野生のハチミツで作られたビタミンドリンクなのですが、これがまた後味が良くてすごく美味しいんですよ~
……ていうか、朝食の話だけでこんなに語るなよ、自分……

食事の後は部屋のガゼボでウトウトしたり、2時に予約を入れたスパの時間まで、ホテルの中を散策したり、メインプールに行ってみたり。

ホテルの庭にはライステラスが。
ちゃんとスタッフの人に育てられて収穫されています。
私達が傍を通ると、雀たちが一斉に飛び立つのも、どこか懐かしい風景だったり。


振り返ると、ホテルのメイン棟が空にそびえ立つように見えています。
一番上に見える円形の部分が、最初に紹介したロータスの咲く池。
池が頭上高くある、というなんとも不思議な感覚。


ここは、まだ緑の穂ですね。
場所によって収穫時期が異なるので、田んぼの色も所々で違っています。
なんだかそこが自然な感じがしていいですよね。
ライステラスの間を抜けるように、写真に写っている右側の道を行くとメインプールに出るのです。

メインプールはアユンリバーに面していて、川のせせらぎが清涼感を感じさせてくれて、海とは違った穏やかな雰囲気にあふれています。

ときどき、ラフティングにチャレンジしている人たちが歓声を上げながら通っていきますが、それ以外は鳥の声や清流の音だけが聴こえてくるだけで、パラソルの下から真っ青な空と流れる白い雲をただ眺めていると、そのまま眠りについてしまいそう……


ほんっとに心地いいんです。
プールのスタッフの対応もとってもスマートで、デッキチェアの場所を決めると、ささっとセットしてくれて、寝心地を確認して落ち着いた頃に、ライムの入ったミネラルウォーターと冷たいおしぼりをタイミングよく持ってきてくれる。つかず離れずの加減も素晴らしい。そして何よりとてもフレンドリー。
そんな快適なプールサイドを離れて、2時からのスパへと向かいます。
スパ体験は、また明日。…って、まだ明日も2日目の話かよ?(自分で言うのもなんだけど)