アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

Tommy Flanagan Trio(Overseas)

2015年11月23日 22時52分33秒 | ジャズ






今宵の一枚はTommy Flanagan TrioのOverseas、録音は1957年8月15日。レーベルはmetronome。Tommyの伸びやかでリリカル、かつ軽やかでいて芯のある素晴らしい演奏が聴けるアルバムだ。Bill EvansやOscar Petersonほどには人気はないが、実力はたいしたもので好きなpianistの一人である。流れるような演奏はPetersonを彷彿とさせるが、タッチと音色がTommyの方が華やかな気がする。グイグイとではなく、知らず知らずのうちに引き込まれる感じだ。「軽やかさ」こそ、Tommyの本質だろうか。

drumsがElvin Jones。パワフルでいてしっかりpianoをサポートする演奏は素晴らしい。bassのwilbur Littleも的確にリズムを刻み、ブンブンと唸るサウンドもどこか軽やかで心地よい。


side A

1.Relaxin' At Camarillo

2.Chelsea Bridge

3.Eclypso

4.Beat's Up

5.Skal Brothers

side B

1.Little Rock

2.Verdandi

3.Delarna

4.Willow Weep For Me



(personnel)

Tommy Flanagan(piano)

Wilbur Little(bass)

Elvin Jones(drums)