歴史作家 智本光隆「雪欠片―ユキノカケラ―」

歴史作家 智本光隆のブログです。

祈念―がんばろう東北―

桜の花に癒され、地震の爪あとに涙し・・・しかしながら確実に仙台の街は復興しております。1歩づつではございますが、前進していきたいと思っております―8年前、被災地からこの言葉をいただきました。今年もまた、春がめぐって来ました。今も苦しい生活を送られている方々に、お見舞いを申し上げます。本当に1日も早い復旧、復興がなされますよう、尽力して行きたいと思っております。

震災3ヶ月

2011-06-11 14:53:15 | 日記
東日本の大震災から3ヶ月が経ちました。
最近、このブログへのアクセスワードを見られるようにしたのですが、
今でも「仙台」や「避難所」「道路」などで来られる方います。
そして、毎日かならず「かまぼこ」「鐘崎」がある・・・
私の家族は仙台から引き上げており、直近の情報はありません。
お役に立てず、申し訳ありません。


現在でも8千人を超える行方不明者がいる状況です。
3月11日の地震発生直後、まさかこんなにも凄惨な状況が、
長期化するとは思ってもみませんでした。
1日も早く、不明者の方がご家族の元に帰れるよう祈念申し上げます。


そしてこの国の政治家は、こんな状況でも権力争いにしか興味ないのか?
いや、権力争いとも違うのかも知れない。
昔の権力闘争は己の政治的理想を実現しようとする意志が、少なくともあったはず。
今は保身と利己心のための泥仕合でしかない。


「ワンピース」に貴族の住む「高町」って出てきますよね。
(原作読んでないんで、この漢字でよいのか分からないけど・・・)
永田町=高町なんだろうな。異常なまでの特権階級意識。
「高町」の外に死体が転がっていても、何の感情も持たないんだと思う。
それは今の政治家でしょうね。


なお、本文は与野党、主流派反主流派どちらかに向けたものではありません。
どっちもどっちだから。


仙台東部道路から見た荒浜の光景が今どう変わったのか、それともひとつも変わっていないのか。
それを忘れたことはありません。



智本光隆