歴史作家 智本光隆「雪欠片―ユキノカケラ―」

歴史作家 智本光隆のブログです。

祈念―がんばろう東北―

桜の花に癒され、地震の爪あとに涙し・・・しかしながら確実に仙台の街は復興しております。1歩づつではございますが、前進していきたいと思っております―8年前、被災地からこの言葉をいただきました。今年もまた、春がめぐって来ました。今も苦しい生活を送られている方々に、お見舞いを申し上げます。本当に1日も早い復旧、復興がなされますよう、尽力して行きたいと思っております。

桃山乱戦奇譚紀行第1回 山中城1―豊臣、北条決戦の地―

2013-05-04 15:07:19 | 桃山乱戦奇譚
さて、今回は「紀行」するほど続くのかどうだか(w
というのも、取材地は極めて限定的で、
しかも物語の前半に集約されております。
それでも、ひとまず行ってみよう
第1回は箱根山中のその名も「山中城」です。




JR三島駅。


はい、、、三島駅で高校受験ご一行さまと分けれ、





箱根行きのバスに乗ります。かなりの急勾配
そして、、、



山中城跡。

永禄年間(1560年代)に小田原北条氏によって築城、
豊臣―北条の決戦においては、韮山城ら「箱根十城」のひとつとして、
豊臣軍迎撃の役割を担いました。
そして『桃山乱戦奇譚 天下人の血』の作中では、
主人公・豊臣秀勝が豊臣家へと帰参するのがこの攻城戦です。









到着後、とりあえず三の丸の横を通過する感じで、城の最上部を目指す。
これ・・・後々に自分が城のどこにいるのか、わからなくなる原因になったのですが、、、




田尻の池の横を過ぎ・・・









二の丸、西の丸の側面を上がる感じです。
(作中、名前しか出ていないけどw)
植樹されていますが、それでもむき出しの部分からは、
この城の急峻さがよくわかります。
この手の城、実は登るは初体験。
彦根城とはまた、違った感動があります。
しかし、けっこう上るな・・・
この日がかな~り寒かったですが、夏なら間違いなく汗だくに






ひとまず、最上部付近へ。
運の悪いことに、この日は取材期間でもっとも天気が悪い(前日強風でしたが)
ちなみにこの城、どこかの角度から富士山が望めたと思うのですが、
どっちだったのか、まったく分からず。
なので・・・作中の描写にもありまえん。決して、忘れたわけではなく(w