歴史作家 智本光隆「雪欠片―ユキノカケラ―」

歴史作家 智本光隆のブログです。

祈念―がんばろう東北―

桜の花に癒され、地震の爪あとに涙し・・・しかしながら確実に仙台の街は復興しております。1歩づつではございますが、前進していきたいと思っております―8年前、被災地からこの言葉をいただきました。今年もまた、春がめぐって来ました。今も苦しい生活を送られている方々に、お見舞いを申し上げます。本当に1日も早い復旧、復興がなされますよう、尽力して行きたいと思っております。

前橋から花燃ゆ⑲下村善太郎と当時の人々

2015-11-22 20:07:50 | 日記
生繭の選別って熟練の目利きじゃないと無理だと・・・・
なお、新井領一郎とリチャードソンは桐生(黒保根村)の、
水沼製糸場の生糸の直輸出であって、県は直接関係ありません。

明治14年学びの場って何だろう?
前橋女児学校なら明治11年に開校してますが・・・
前橋から花燃ゆ⑭群馬教育開花


はい、ちょっとご紹介したい本がございます。




『下村善太郎と其當時の人々』栗田秀一  大正14年


下村善太郎、そして妻の下村せいの死後に刊行されました。
下村善太郎、勝山源三郎、勝山宗三郎、須田傳吉、大島喜六、鈴木久太郎・・・
昭和9年の県庁前橋移転に関わった下村善太郎はじめ、
その資金約2万7千円を用意した25人が紹介されています。
巻頭に「群馬県庁移転運動に参加した有志の活動史」と銘打っているだけあって、
県庁移転に関して詳しいです。
また、取り上げられている大半が生糸商人ですので、
生糸関係に関しても取り上げられています。



中央が下村善太郎



智本光隆