歴史作家 智本光隆「雪欠片―ユキノカケラ―」

歴史作家 智本光隆のブログです。

祈念―がんばろう東北―

桜の花に癒され、地震の爪あとに涙し・・・しかしながら確実に仙台の街は復興しております。1歩づつではございますが、前進していきたいと思っております―8年前、被災地からこの言葉をいただきました。今年もまた、春がめぐって来ました。今も苦しい生活を送られている方々に、お見舞いを申し上げます。本当に1日も早い復旧、復興がなされますよう、尽力して行きたいと思っております。

終末の続き!?

2012-12-15 21:58:43 | 日記
エヴァQやっと見た!!!
感想は・・・差し控えます。ネタバレしないとか、そんなことでもなく、、、
ただ、まあ一言だけいえば、

シンジが不憫すぎるというか。気の毒というか・・・


ネット上、あの世界設定については、いろいろ言われているようですが。
ともかく、次で新劇場版もラスト・・・
・・・リアルタイムでTVシリーズ、そして旧劇場版見た世代なので、
「・・・ホントに終わるのか?」との思いもないわけではありませんが(w
早くも来年の公開らしいので、期待しましょう!!
おそらく、Qの真価もそこで。。。


で、同時上演は「巨神兵東京に現わる」
うっかり、それを忘れていたので冒頭、かなり驚きました。
一番おどろいたのは、綾波さんが「大学生の弟」とか言っていた辺り。
もしかして、これってエヴァTVシリーズ最終回の、あの後日世界!?



さて、明日はいよいよ選挙。
メディアの予想通りなのか、あるいは・・・?



智本光隆

豊臣蒼天録秘話第8回―千姫1―

2012-12-13 23:43:10 | 豊臣蒼天録
さて、女性陣行こうか(w
おそらく、歴群でもっとも女子が出るであろう智本作品。
毎回、主人公周りの人間をチョイスして出してます。
逆に考えれば『関ヶ原群雄伝』の楠木と三好の娘以外、とくに意外なチョイスはない気もしますが・・・
さて、今回は千姫と淀の方、そして五郎八姫。


豊臣秀頼の正室・千姫ですが・・・もう、秀頼との関係は今更、
自分が書くこと無いほどに小説、ドラマ、舞台等々で、出尽くすくらい取り上げられてますが。
逆に大阪の陣を扱った作品で、千姫がまったく出て来ない、出て来ても空気な作品を知らない(w
あと、単純に徳川方につく話も、ちょっと心当たりない・・・


史実のこの両者は仲睦まじかったという話から、疎遠まで諸説はあるわけですが、
歴群の場合、多くの場合が純粋に秀頼を慕って苦悩する・・・ということ多いです。


今作の場合、従来の大阪の陣ものよりも下の年齢(15歳)ってこともあり、
「天真爛漫 純粋無垢」な千姫ということにして見ました。
「ほわーとしていて、頭弱そうな・・・」と突っ込み入ったが、さておき、、、
忠輝との関係は某有名作でもありましたが、
これは担当A田氏が「忠輝のキャラ付けをもうちょっと・・・たとえば、千姫へのシスコン属性強めるとか!」
と言ったことに起因してます。
・・・なんか、歴史作家らしくない打ち合わせしてないだろか(汗


後悔をひとつ・・・1巻序章にて、千姫に懐中時計を持たせ忘れたことですね。
今でもやや後悔(w
なお、「当時に懐中時計ってあったの?」とはよく聞かれましたが、
高松宮家下賜の有栖川宮家の懐中時計が、1500年代作といわれています。


あとは、3巻の淀の方の自害、そして大坂城炎上の場面、、、
あれ、最初は誘拐されるのは千姫の予定で。だからこそ、坂崎出羽守が出ているので(w
それを阻止しようとして、淀の方が死ぬ予定でした・・・が。
それだと色々、ストーリー的におかしくなるので、変更して行き・・・現行の形になったわけです。
よく読むとセリフなんかに、微妙に旧設定の名残が残ってたりしますね。
淀の方の死と直で関係ないですが、責任感じて泣いたり・・・とか。
あと、なんか流れで刃振り回して戦ってますが、多少やりすぎだった・・・かな(w

新高山に登ろう

2012-12-09 02:53:38 | 日記
仕事にかまけていたら日付変わってしまったが、
昨日は12月8日だった。


本日、大東亜戦争開戦の日!!


・・・とは、うちの祖母の雑記帳に書いてあったな。
さて、なんか最近、肩凝りの治療に通っている医院の看護師さんから、
なんか今更?的に質問されるのですが、


「そういえば、そのペンネームってどうやって決めてるんですか?」
「智本は本名に引っかけて。下の光隆はうちの死んだばーちゃんの戒名から」
「え、そうだったんですか!?これもう、今日中にうちの病院の中で知れ渡りますよ」


いや・・・知れ渡らんでもいい気が(w


「ところで、本名でやろうとか思わなかったんですか?」
「だって、ペンネームつけたほうが作家っぽいじゃないですか!」
「・・・そんな理由ですか」


まあ、他にも理由はありますがね(w



あ、今年は一度もフィギュアネタにしてなかったな。
浅田真央選手、高橋大輔選手、グランプリファイナル制覇おめでとう
・・・事前報道にもありましたが、確かにえらーくやりづらそうなリンクでしたね。
むしろ、怪我なくてなによりで(男子はまだ見てないけど)



智本光隆

のぼうの城

2012-12-05 22:18:30 | 日記
のぼうの城をやっと見に行けた!!
いや、面白かったです。正直、2時間半に押し込めるにはもったいない気もします。
まず、先に書いておきますが東日本大震災があり、
あの水攻めの場面を考えた時、「いや、これやるのは・・」とは思いました。
カットされた部分も多いらしく、それは仕方なく、また正しい判断と思います。


それはそうとしても、十二分に面白い作品でした。
主役の野村萬斎さんは、最初にキャスティング聞いた時は、
「え・・・なんで、また?」と思いましたが(w
いや、これがはまってまして。
当たり前でしょうが、特に舟上の田楽の場面ですね。予想よりもかなり尺も長めで、
他の三人の侍大将も、ほぼ原作のイメージですね。


豊臣方は・・・上地三成、これが案外とはまってました。原作より大きな人物に描かれたかも。
あと、大谷吉継が妙にカッコいいな。やはり、吉継のイメージってこうなんだなと、妙に納得(w
ちょい、長束が気の毒か。。。


いずれにせよ、基本的に原作忠実ですし、
個人的に長親、甲斐姫がらみで「いや、そのセリフ必要だったろ!」というのがあった以外、
自分的には満足です(w
ただ、原作未読だとわかりづらい点はあるかも・・・


ところで、
忍城の場面で「ん?」と思ったのは、「菊水」の旗が映ったことで、
これは、楠木正成が後醍醐天皇から賜った紋として、有名だと思いますが、
「なぜ?忍城に楠木の旗が?」と。
かるーく調べたら、成田家中に楠木の末裔を名乗る家臣がいたり、
行田の高源寺の供養碑に、菊水紋が入っていたりと・・・あるようですね。
あと、北畠親房が伊勢→常陸を遠征して、その影響もあるかも。
思わぬところで、南北朝の残光に出会ったというか。
戦国時代にも案外、南朝が息づいているものですね。



智本光隆

師走の紫陽花

2012-12-02 12:38:15 | 日記
3稿出した!!まだ、頭の中が沸騰中!!!
さて、部屋かたすかねぇ・・・
ところで、これはなんでしょう?





正解は「フェアリーアイ」という紫陽花でございます。
3年くらい前に鉢植えで買い、翌年に庭に植え替えて・・・
その年は咲かなかったものが、今年になって咲いたのですが。


しかし、この花は購入時はピンクだったものが、
今年はなぜか青に・・・
(写真がないんですが・・・)
それはまあ、我が家の土の成分か?ってことなんですが、
それを切って水に生け・・・
そしたら、なんか徐々に緑色に。
で・・・枯れずに12月まで健在・・・と。
何故、緑色に?というか、紫陽花って12月まで持つものだったのか!?
・・・と、突っ込みどころ満載になっております(w



で・・・6ヶ月はおろか、6日も持たない政党がちらほらと。
なお、私が滋賀県の嘉田知事に「先生」をつけているのは、
知事が在職していた大学の、卒業生であるから(面識ないですが)
なんか、早くも公約が二転三転してないかい・・・
選挙後、さっくり捨てられる(いろんなものが)未来図、予想してんの私だけではないと思うのですが。
そもそも、その「嘉田新党」が投票日まで、あるのかどうかも疑わしい・・・そんな情勢。
せめて、うちの紫陽花くらい持てよ・・・と


あと、基本的に思うのことは、
「どこの政党に属しているにしても、選挙直前に逃げ出す奴はなんだよ!」
ということですかね。
なんか、そんなのが新党の看板だけ掲げ、それで当選することほど、不条理なとこはない。
それはまあ、大層なお題目を逃走理由にしているにしても、、、です。
少なくとも、前回選挙でその党の政権公約、掲げて戦い、そして当選した責任あるわけで、
「自分だけは反対でした!!」とは、通らないと思うのですが。


まあ・・・まだ、投票日まで時間はあるので、、、
各党首、候補の訴えなど聞いて精査するということで。
しかし、今の時代の政治家は簡単に世襲できるなと、感心してます。
ほら、中世の場合は統領って一族、家臣団の総意であるわけですから、
後継候補の中で、もっとも適格者(単純に有能者・・・でもないので、より難しい)が選ばれ、、、
今の世襲議員、政治家子弟の中で本当にもっとも適格者が出ているのか。。。
そう思うの気のせいだろうか?
・・・それ以前に、国会議員の世襲は適格かいな・・・と思うのだが。



智本光隆