納骨をまだ終わっていない。
納めるお墓はあるのだけど、
主人の妹によると、
鹿対策をしてからにしないと…。
と言うTELが来ている。
主人の実家は安芸高田市で、
こちらはもう鹿の里化していて、
どうしょうもないのだけれど、
生前、孫との会話で、
主人の入るお墓は決定しているのだ。
その会話。
「ばあちゃん、じいちゃんが死んだら、
ばあちゃん一人になるじゃん。
ばあちゃん、向原のお墓に参れんじゃろう?」
「そうじゃねぇ。車が運転出来る間はまあいいとして、
その先は、あんたらが乗せて行ってくれる時だけになるねぇ。」
「お墓をこっちに持ってくればいいじゃん。」
側で聞いていた主人、
「参る参らんはいいんじゃ。
家のルーツはあそこじゃけぇ、墓は移動せんほうがいい。
この先、何処に住むかわからんあんたらは、その度に
墓を移動するんか? そんなことは出来はせんだろう?」と、ぴしゃり。
孫も、
じいちゃんの語気に、
「そうなん。」と、あっさり引き下がり、
この先ずーっと、
住居から走行1時間の位置が我が家の墓地で、
代が変わって住居地は変わろうとも、
墓地の移動はない。
同じ日に、
「〇〇君、ばあちゃんも年寄りになったけど、
○○君のお嫁さんは見て死にたいね。」
「ほうなん。ばあちゃん、アメリカ人でもいい?」
「俺、長男でも、次男に向原のことを擦り付けて
逃げそうな気がする…。」
海外行きたがりの孫である。
先行きはどうなるか?
そんな会話もしての、今がやってきているのだ。
納骨期限に決まりはないそうだけれど、
もうぼつぼつ納骨準備に入らねば。
👇 お墓の周辺の放棄して山化したたんぼには、
やっと見つけた鹿の食害に合わない花「九輪草」が、
主人の亡き後も元気に芽吹いて茂り始めている。




お花が咲きそろう頃までには納骨してあげ、
せめて、主人には
安心してルーツの故郷で深い眠りについてもらおう。
👇 主人の願望だったアサギマダラを呼ぶフジバカマの芽も、今のところ順調だ。


👇 周辺も豊かに輝いてきている。墓地は自然豊かな所にあるのです。





※ 撮影日4/16