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パシフィコ横浜で開催中の〈ヨコハマ恐竜展〉に行ってきました。
入場して最初に通るコーナーは、〈恐竜研究室〉です。
ブラックヒルズ地質学研究所(米・サウスダコタ州)の特別協力による恐竜の化石が展示されていました。
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まずはいろんな恐竜の化石がテーマに沿って展示されていました。
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皮膚や糞、足跡、卵の化石もありましたよ。
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アロサウルスとティラノサウルスの足の比較。頭部の比較も展示されていました。
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始祖鳥。
始祖鳥は、恐竜と鳥類との関係を語るときに一番に想起される存在です。ダーウィンが『種の起源』で、系統的に近縁なグループの間には、中間の特徴をもった種がいるはずだと主張しているとおり、始祖鳥の骨格には、鳥類と爬虫類が近縁であることを示唆する特徴がいくつか確認されています。
恐竜と鳥類の具体的な関係についての図説もありました。叉骨問題についても触れられていましたよ。
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恐竜と同時代を生きたほかの生き物の化石。
〈恐竜研究室〉の展示は、時代の流れや発見された地域より、異なる種族の比較検証に重点を置いて展示されているように感じました。恐竜学は日進月歩ですが、パネルの説明文は最新のデータに基づいていると思います。チビッ子たちがどこまで目を通しているかはわかりませんが。
しかし、何と言ってもこの企画の目玉は恐竜の全身骨格の展示です。恐竜の発掘作業において、一体の骨格が綺麗に発見されるのは稀なこと。大変贅沢な企画ですよ。
ティラノサウルス・スタンとトリケラトプス・ケルシーの全身骨格は、向かい合わせで展示されていました。まるで対決しているみたいでしたよ。二体一緒に撮影したかったのですが、間隔が結構空いていたのでうまく一枚に収めることが出来ませんでした。
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ティラノサウルス・スタン。
現時点で最も新しく、最も正確な姿で再現されたティラノサウルスです。
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トリケラトプス・ケルシー。
これまで発掘されたトリケラトプスのなかでも、特に保存状態が良いトリケラトプスです。
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トリケラトプス・レイモンド。
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オルニトミモサウルス類の一種。
恐竜の森のコーナーでは、動き吠える恐竜の模型が17体展示されていました。チビッ子たちは、こういうの好きだと思います。
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つば吐き恐竜と注意書きされている模型は正面に立つと、水鉄砲みたいに水を吐きます。わが娘・コメガネも顔面にまともに浴びて眼鏡がビショビショになっていましたよ。
恐竜FUNランドでは、有料(400円)4種類、無料1種類のゲームが楽しめます。
コメガネは、「発見洞窟」と「ハマノサウルスの卵を探せ!」の二種類で遊びました。
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「発見洞窟」は、お椀を使ってジェムストーンを探し出すアトラクションです。制限時間は二分。コメガネは、金魚鉢一杯くらい掬っていましたが、貰えるのは5つまで。
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「ハマノサウルスの卵を探せ!」は、正解の恐竜の卵の重さを覚えてから、天秤を使って複数の卵の中から正解の卵と同じ重さの卵を当てるアトラクションです。不正解でも残念賞がもらえます。コメガネは残念賞。水につけたら8時間ほどで恐竜が出てくる卵の玩具です。
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お土産は恐竜発掘セット。
付属のノミと刷毛を使って、石膏の中から恐竜の骨格を掘り出し、組み立てる玩具です。
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〈ヨコハマ恐竜展〉を出てから、〈カップヌードルミュージアム〉に移動しました。
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お昼ご飯は、三人ともフォー。
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オリジナルのカップヌードルを作りました。
まずは、器にお絵かき。
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中に入れるスープと具を選んで、職員さんに詰めてもらいます。
接着剤は一切使わずに熱だけで封をしていました。
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エアバックに入れて完成です。