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青い花

読書感想とか日々思う事、飼っている柴犬と猫について。

シャイニング

2015-07-22 06:38:32 | 日記
『シャイニング』は、1980年に制作されたホラー映画。原作はスティーヴン・キング。監督はスタンリー・キューブリック。主演はジャック・ニコルソン。

《作家のジャック(ジャック・ニコルソン)は、冬の間閉鎖されるコロラドの山の展望ホテルの管理を依頼され、説明を受けにいくところだった。

その時、家では息子のダニーが、指を使ってトニーと話していた。トニーはダニーの空想の友達だ。トニーはダニーに未来や過去を見せてくれる。
ダニーの目の前で、エレベーターの扉から大量の血が放出した。そこに佇む双子の少女…。

ホテルの支配人はジャックの前任者の犯した惨劇を語った。「チャールズ・グレイディという管理人だったが、妻と二人の娘を斧で殺し、自分は猟銃で自殺してしまった…」
しかし、ジャックは意に介さなかった。

展望ホテルでジャックと妻ウェンディ、ダニーの新しい生活が始まる。引継ぎの日、ホテルの料理人で黒人のハロランはダニーに対し、自分がダニーと同じく“シャイニング”(超能力者)であることを打ち明ける。しかし、「237号室には何があるの?」とダニーが尋ねても、「何もない。近づかないように」と言うだけだった。

静かな環境の中、ジャックは執筆活動に取り掛かった。ダニーは広いホテルの廊下を三輪車で走り回った。だが、次第にジャックの心に苛立ちが募っていった。書こうと思っても何も書けない。妻の献身が煩わしい。息子は「ママと僕をいじめないで」などと言う。

執筆中に居眠りして、家族を殺す夢を見たジャック。取り乱すジャックを宥めるウェンディだったが、ダニーの首に絞められたような痣を見つけると、ジャックを激しく罵った。

妻に罵られて不愉快なジャックがホールに入ると、誰もいないはずのカウンターにバーテンダーのロイドがいた。酒を飲みながら、3年前にも息子に暴力を振るって怪我をさせたことを告白し、DV男のテンプレみたいな言い訳を並べ立てるジャック。そこに、ウェンディがやってきて、ダニーが237号室で女を見たことを告げ、ジャックに見てくるように頼んだ。

その頃、ダニーにはエレベーターの扉を突き破る血の放流が見えていた。廊下に少女が二人、血だらけで横たわっている。

ジャックは237号室で女の腐乱死体に襲われ、ショックを受ける。ダニーは別室で恐怖に慄いていた。

ハロランは自宅でホテルの異変を感じ取っていた。ホテルに電話を掛けるが、豪雪で電話線が切断していて、連絡が取れない。

ジャックは、ホテルから逃げようと主張するウェンディと口論になった。仕事に無理解な上に、ダニーの怪我のことをしつこく蒸し返すウェンディが疎ましくてならない。ジャックは、彼女を置いて部屋を出た。イライラしながら廊下を歩いていると、ホールから軽快な音楽が聞こえてきた。ジャックが入って行くと、舞踏会が開かれていた。ジャックはカウンターに腰をかけ、酒を飲んだ。
服に酒を零したジャックがトイレに入ると、死んだはずの前の管理人、チャールズ・グレイディが話しかけてきた。
「息子さんは“シャイニング”で黒人料理人を呼んでいます。あなたの邪魔をしようとしているのです」
ジャックが「母親が悪い」と答えると、グレイディは、
「しつけてやらなきゃ。私はやりましたよ、妻と二人の娘をしつけたんです」
と答えた。にやりと笑うジャック。

ジャックのいない隙に、ウェンディがジャックの原稿を覗いた。“All Work and No play Makes Jack A Dull Boy……”
全部、同じ文章で埋められた原稿の山。ウェンディの顔が凍りついた。夫は狂っている…?
気が付くと、ジャックが背後にいた。ジャックはウェンディを殺そうとするが、あやまって階段から落ちてしまった。そして、気を失っている間に貯蔵庫に閉じ込められてしまう。

意識を取り戻したジャックを、グレイディが「勇気がない」と嘲笑う。「始末するから、もう一度チャンスが欲しい」と懇願したジャックは、貯蔵庫から脱出し、ウェンディとダニーが閉じこもっている部屋を襲った。ウェンディがダニーを逃がすと、斧を持ったジャックが追いかける。ジャックは今や、夫でも父でも無い、狂気の人だった。無線も雪上車もジャックに壊されてしまったので、ウェンディとダニーはホテルの中を逃げるしかない。
ちょうどその時、ハロランが雪上車でホテルに辿り着いた。しかし、ホテルに入ると、ジャックに斧で襲われ、殺されてしまう。
悲鳴を上げ、外に逃げるダニーをジャックが追う。ダニーは生垣の迷路の中に逃げ込んだ。そして、雪上の足跡に気づき、途中で足跡を逆さに後退して、横道にそれた。ジャックはダニーを見失う。迷路から脱出したダニーは、ウェンディの運転する雪上車に乗り、下山するのだった。

ジャックは、迷路の中で凍死した。しかし、ホテルに飾られた1921年7月4日の舞踏会の写真の中に最前列で笑う正装のジャックの姿が写っていた…。 》

通常、ホラー映画の幽霊というものは、出現する際には空が陰ったり、灯りが点滅したりと、「これから出ますよ~」的な前振りがあるものだが、この映画では煌々と電燈の燈る清潔な廊下や室内に突如怪異が現れる。双子の姉妹が特に怖い。佇んでいるだけなのに生理的に受け入れ難い気持ち悪さだ。ダニーが三輪車で方向転換する度に何か出てくるのではないかと、息をつめて見守ってしまった。
展望ホテルには、仕事の行き詰まりや家族に対する疎ましさなど、住人の心底に抑圧されたストレスを増幅させる何かがあるのだろうか?ホテル自体に禍々しい意志が宿っていて、ジャックやグレイディの心の奥深くに眠っていた凶暴性と共振したような感じだ。清潔でモダンな装飾なのに何かが神経に障って、その説明の難しさにこの映画の興があるのだと思った。
兎に角ジャックの顔芸が凄かった。本物のキ○ガイにしか見えない。ジャックはあっちの世界の住人になって酒でも飲みながら楽しくやっているのだろうか?
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夏休み

2015-07-21 06:31:42 | 日記
先週金曜日に娘の学校が終業式をむかえ、夏休みに入りました。親子で焼売を作ったり、『こびとづかん』のDVDを観たりしてのんびり過ごしています。庭の草抜きを手伝ってもらおうとしたら、「遊びに行ってくるね~」と逃げられました。

近所の方から桃とスイカを頂きました。桃はソフトボール位の大きさです。桃を見ると、御盆が近いなぁと思います。

朝顔とフウセンカズラは順調に育っています。フウセンカズラは庭にも植えました。
それにしても、今時の小学校は宿題が少ないですねぇ。頑張れば3日で終わりそうな量です。おまけに保護者がプリント問題集の採点をするんですよ。私の子供の頃は娘の5倍は宿題が出ていましたけど、ちゃんと先生が採点していましたよ。ゆとり教育は終わったはずですよね?(汗)
夏休みのお出かけは、日光と上野にする予定です。
日光は、今年が家康没後400年に当たるとのことなので、久しぶりに日光東照宮に行こうかと考えていたのですが、家族で話し合った結果、日光江戸村を中心に廻ることになりました。子供が東照宮に行っても面白くないでしょうからね…。温泉にも入ろうかと。
上野は、東京藝術大学大学美術館本館で、7月22日~9月13日までの間『うらめしや~、冥土のみやげ』展が催されているので、それの見学をしてから、上野界隈を散策しようと思います。
あとは、地元のプラネタリウムやプールなどに連れて行こうかと。長い夏休みを楽しい思い出でいっぱいにしたいですね。

それから、カブトムシは、今日現在で5匹成虫になりました。全部雄です。雌も1匹は成虫になってもらわないと卵が産まれませんので、頑張って欲しいものです。桜は相変わらず、カブトムシの観察に余念がありません。
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悪魔のいけにえ

2015-07-17 06:36:19 | 日記
『悪魔のいけにえ』(1974年のアメリカ映画。日本での公開は1975年)は、トビー・フーパー監督が16ミリフィルムで撮影したデビュー作である。テキサス州を旅行中の5人の若者が、人皮の仮面を被った大男・レザーフェイスによって不条理に殺害されていく様を捉えたホラー作品だ。無駄な描写が一切なく、何度観ても飽きないと思う。
殺人鬼レザーフェイスとその一家の残虐行為のみをカメラで追い、レザーフェイスの生い立ちやトラウマなどにはまったく触れていない。彼の行動に対する言い訳が一切無いのである。心理描写を廃した乾いたストーリーと、舐めるような粗い画像が臨場感たっぷりで、多くのフォロワーを生んだのが納得できる傑作である。

《1973年8月、サリー、ジュリー、カーク、パム、フランクリンの5人は、テキサス州を車で旅行していた。車中で、占い雑誌を読んでいたパムは、この旅行中に不吉なことが起きることを懸念するが、仲間たちに軽く笑い飛ばされてしまう。場近くを通った時に家畜の殺し方について面白そうに語るフランクリンに顔を顰めるサリーとパム。ハンマーで頭を殴るだの皮を剥ぐだの、彼らの末路を暗示させる言葉が飛び出してくるが、言っている本人には勿論何の予感も無い。
5人は、ヒッチハイカーの男性を拾った。彼は突然自らの掌をナイフで切り、流血にも構わず、ポラロイド写真を撮影して、5人に売りつけようとする。断ると腹を立てたのか、フランクリンの腕を切りつけた。車から降ろされても悪態をつきながら車体を蹴りつける彼を置き去りにして、給油所に向かう5人。しかし、給油所ではガソリンは明日にならないと届かないと言われてしまう。

怪我をしたため車椅子を上手く操作できないフランクリンをほったらかしにして、廃屋を探検し出す4人。先程のヒッチハイカーの件からは何のダメージも受けていないようである。カークとパムは、別行動をとるので1時間後に落ち合おうと提案してきた。

カークとパムは白い家を見つけた。帰りたがるパムを外に待たせ、中に入るカーク。すると、奥の部屋からレザーフェイスが無言で出てきて、ハンマーで無造作にカークの脳天を殴りつけると、奥の部屋に引きずって行き、ドアをピシャリと閉めてしまった。
なかなか戻らないカークに痺れを切らしたパムは、屋内に迎えに行く。すると、無数の骨の散乱する奇妙な部屋に入ってしまった。家具?オブジェ?明らかに人骨とわかる頭蓋骨が飾られているのを目にし、すっかり恐慌を来してしまうパム。レザーフェイスに後ろから羽交い絞めにされ、奥の部屋に連れ込まれ、無造作に食肉を吊るす大鉤に背中から突き刺されてしまう。台の上にはカークの死体。唸るチェーンソー…。

夕刻になっても戻らない2人をジェリーが探しに行く。白い家に辿り着くと、中から女性の呻き声が…。中に入ったジェリーは冷蔵庫に閉じ込められたパムを見つけて驚く。そして、驚いている間にレザーフェイスにハンマーで撲殺されてしまうのだった。

とっぷり日が暮れてから、口論しながら3人を探しに行くサリーとフランクリン。すると、フランクリンは、突如現れたレザーフェイスにチェーンソーで切り刻まれてしまった。叫び声をあげながら逃げるサリー。選りに選って、あの白い家に逃げ込んでしまう。2階の部屋でミイラ状の老人を見つけたサリーは、半狂乱になって窓から飛び降り、給油所の主に助けを求める。「電話が無いから、トラックを出してくる」という主を待っていたら、主は何故か大きな袋とロープを持って戻ってきた。滅茶苦茶に殴られ、縛られ、袋を被せられたサリーはトラックに載せられる。

着いた先で袋を外されると、そこはあの白い家で、目の前にはあのヒッチハイカーが…!彼らは家族だったのである!!ミイラだと思っていた老人に血を吸われ、気絶するサリー。目を覚まし、叫び声をあげるサリーに大喜びする一家。サリーの見開いた瞳のアップと一家の哄笑する顔が何度も交錯する。ハンマーで殴られている最中に、2階の窓をぶち破り、血塗れになって逃げ出すサリー。ハンマーを片手に追いかけてきたヒッチハイカーは途中でトラックにはねられ、サリーは別の車の荷台に乗り込む。サリーを乗せた車が去っていくのをレザーフェイスが追いかける。彼は、朝日を浴びながらチェーンソーを振り上げ、踊りのような動きを見せた…。》

この種のホラーでありながら、驚くほど血の量が少ない。が、それが却って不気味な臨場感を醸し出しているのだ。無駄な効果音も無く、登場人物も少人数でありながら、リアルなカメラ回しで最後まで盛り上げてくれる。要らないものは一切無く、必要なものはちゃんとある。なんと!なんと!の怒涛の展開で、観る者に息もつかせない。サリーは本当に逃げ切れたのだろうか?彼女が乗り込んだ車の向かう先が、あの白い家ではないと言い切れるだろうか?そんな余韻も残すプッツリとしたラストも秀逸である。
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窓際の2匹

2015-07-15 06:36:53 | 日記

気温30℃越えの日が続いております。桜と凜はいつも通り窓際でお昼寝ですが、冷房をかけているとはいえ、そこは暑いのではないかな?

桜、お昼寝に飽きたら、日課のカブトムシ観察です。カブトムシは3匹成虫になりました。よく喧嘩するので、桜が心配して前足でケースをトントンしています。あとの5匹も無事成虫になってもらいたいものです。

桜、観察に飽きたら、ケースの上で寝ます。

凜は床でお腹出してます。カーテン閉めましょうか…。

メダカ達の鉢は、簾の陰に置きました。でも、そろそろ玄関の中にでも移動させた方が良いかもしれません。
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カブトムシ

2015-07-14 06:32:21 | 日記

ゴールデンウィークに貰ったカブトムシの幼虫8匹のうち、雄1匹がめでたく成虫になりました。この子だけ別のケースにお引っ越しさせましたよ。あとの7匹も待ってるよ~!娘も私もカブトムシを飼うのは初めてなので、大興奮です。

桜もカブトムシに夢中。上から覗いたり…

横から覗いたり…

真剣です。
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