『 菜の花と開聞岳 』 森川 由美子さん撮影
数日前だったか私の聞き間違いだと良いのだが、TVで日本人は昔は4人に1人と言われていたが,
最近では2人に1人がガンに罹ると放送していた。こんな情報が入るとやはり気になってくる。
こんな情報を知らされなければ、それこそ前々回だったかこの日記にも書いた「認知バイアス」と
いうやつで、「人はなっても、自分は大丈夫!」という思い込みで生活していけるものを、
2人に1人だなんていう迷惑な情報を知らされると、今までの「正常バイアス」から「確証バイアス」が
我が身にとりついてきて、自分も明日にも罹るのではと言う気持ちがしてきてしまう。
私は父が大腸、母が子宮のそれぞれのガンだったし(死因は別な病気だったが)充分その素質を
受け継いでいるから気を付けなさいと昔から医者に言われて来ていた。
それでも、なぁに自分だけは大丈夫だと思ってきた正常バイアスが、そして日頃は心の奥に仕舞っていた
不安や心配が、確証に変わって来るのが恐ろしい。
今は情報時代或いは情報過多時代だと言うが、正しい情報は最小限で必要なものだろうが、知らないで
済めば良かったと言う情報も多いのでは無いだろうか。