「 あなたがたの内に働いて、御心のままに望ませ、行わせておられるのは神であるからです。」
ピリピ 2章 13節
まずこの書の最初の1章6節を見てみましょう。
「 あなたがたの中で善い業を始められた方が、キリスト・イエスの日までに、その業を成し遂げてくださると、
わたしは確信しています。」 1章 6節 とパウロは確信を持って語っています。
神はみ心のままに働いて志を建てさせ、事を行わせてくださるのです。私たちの心の中に、生きる目的、私たちの果たす使命という
ものをもう一度、確認したいと思います。
生きる目的が自分のものになっていないと、私たちの歩みには迷いが生じます。また、理想的な響きを持つものであったとしても、
それが人から押し付けられたものであると、本当の自分の力を引き出すことはできません。
どんな大きな目標も、出発点はいつもありのままの自分自身であることを忘れないようにしたいと思います。自分抜きの人生は自
分の人生ではありません。人生の主役は自分であって、神さまが、私のために特別な人生を用意してくださっているのです。
私以外の人で、どんなに立派な人であっても、私の人生を歩むことはできません。
要は誰の人生を生きるのかと言うことなのではないでしょうか。これはあなたのただ一回限りの人生です。ただ、誰かのために働き
たいという善い思いを持つことは、神の喜ばれるところです。私たちが主を喜びとするとき、主は私たちの心に、ご自分の願いとして
そのことを行う力を表されるです。