「 わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、
世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。 」
ヨハネ 14章 27節
「 ところで、贈り物をあげましょう。 そう、あなたがたの思いと心を安らかにしてあげる、それがわたしの贈り物です。
わたしが与える平安は、この世が与える、はかない平安とは比べものになりません。 だから、どんな時にも、おろおろしたり、
恐れたりしてはいけません。」 同 リビングバイブル
世が与えてくれる平安はやがてなくなる一時的なもの、神の平安とは、死と裁きからの解放であり、
外部の状況がどうであれ、揺るがない心の平安です。この世では 「 彼らは、わたしの民の傷を手軽にいやし、
平安がないのに、『平安だ、平安だ。』と言っている。 」 エレミヤ 6:14 と、偽りの平安の中で心と思いを傷つけているのです。
主が弟子たちに町や城や、金や銀を残していかず、天上・地上における最大の宝として主の平安を残していかれると言うことは、
実にすばらしい最後の言葉です。弟子たちはおそれたり、嘆いたりする必要はなく、心のうちに美しい希望に満ちた
平安を持つことができます。
主は言われます。「 わたしが心からあなた方を愛し、あなた方の益のみを望み、また、私の父は最高の恵みのうちに、
あなた方をご覧になっておられるという事実をあなた方に教えてきました。これこそ私があなた方に残していくことの
出来る最上の贈り物です。」
心の喜びはあらゆる喜びの中で最大のものです。心の悲しみはあらゆる悲しみの中で最大のものであると言われている通りです。
ヨハネ
「わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、
世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」
Ⅰコリント 1:3
「 私たちの父なる神と主イエス・キリストから、恵みと平安があなたがたの上にありますように。」