「兄弟愛をもって心から互いに愛し合い、尊敬をもって互いに人を自分よりまさっていると思いなさい。」
ローマ 12章 10節
兄弟愛というのは、親しみと言いかえることができるでしょう。
あなたは自分たちの仲間だよ。きょうは元気かい。
今週は何が起こったの?そのような何気ない問いかけが、私たちには必要不可欠です。
そして、尊敬を持って自分よりもまさっていると思います。その人の人格を尊んで、敬うことです。
たとえ、意見の対立が起こっても、決して礼儀を失せず、慎み深くすることです。
私たちは、悪を憎むことを愛することであると知らなければいけません。
悪いことをしている人を見て、その人のために涙を流して祈らなければいけません。
「そのままでいいのだよ。」と言うのは、真の愛ではありません。
悪を憎み、そして善に親しまなければならないのです。
ここで求められているのは、弱々しい愛ではなく、心から溢れる愛です。
それによって私たちの心は、他の人々の悲しみが自分の悲しみであるかのように私たちを傷つけ、
他の人々の繁栄が自分の物であるかのように私たちを喜ばせる証拠を得ます。
それはちょうど、両親が子供が順調な時に喜び、失敗したり、堕落した時に非常に悩むのと同じです。
しかもこの場合、私たちは「自分のように隣人を愛せよ」という戒めを実行することには、
まだはるかに及ばないことを学ばせられるのです。
愛することは実に大きなことです。父が子を愛するように愛することは、すべての内で最大なものです。
ビリピ 2:3-4
「何事も利己的な思いや虚栄からするのではなく、へりくだって、互いに人を自分よりすぐれた者と思いなさい。
それぞれ、自分のことだけでなく、ほかの人のことも顧みなさい。」