あなたの神、主は焼き尽くす火、ねたむ神だからである。
申命記 4章 24節
ここに、とても大事な神の本質がここに書かれています。「あなたの神、主は焼き尽くす火、ねたむ神だからである。」とあります。
これは、ヘブル書にも引用されている主の本質です。「神は・・・である」という言葉が聖書にはいくつかありますが、
例えば「神は愛です。」はその一つです。「神は光です」というのもあります。そしてここでは、「焼き尽くす火です」というのもあるのです。
主は私たちのためにキリストを十字架につけました。
「神が愛だというのは良いんだけれども、別に十字架にまでかかってくれなくて良かったのに。」と私たちの人間的な思いは言います。
けれども主は熱情を持っておられます。私たちが罪の中で死に、その状態でご自身がお裁きになるのを神ご自身が最も嫌がっておられるのです。
だから、私たちがまだ神にそっぽを向いているときにでさえ、ご自身の独り子を死に渡すことさえされたのです。
ここに愛があるのです。私たちは申命記を通して、私たち人間が普通に考える「愛」と神の愛の違いを知ることができます。
あなたを滅ぼしたくない、誰にも渡したくない。妬むほどあなたを愛された、神の愛はご自分の命をすべてあなたに与えておられるのです。
この愛に応える従順な者には祝福となり、逆らうものらは裁きとなって現れてくるのです。
神はあなたを自分ものとしたいと、願っているのです。それは、私たちが神を自分のものとすることではなく、私たちが神のものとなる、これこそ恵みの中心です。
この世界に満ちている 「 この世の愛 」 とは奪う愛だと言われますが、あなたに示された「 神の愛 」 は、全てを与え注ぎだす愛です。
この一方的な愛をあなたは迷惑だと思わないでいただきたい
あなたは愛されています。このことを信じますか。「 はい ! 」と、確信を持って応えて行きましょう。