(幼少期の虐待や性暴力被害によって基本的信頼感を毀損されてきた)彼らは、心的外傷に関連する精神障害の症状が引き起こすさまざまな心理的・感情的苦痛への対処として、いわば「自己治療」的に薬物使用を続けている。
…衝動的に湧き起こる希死念慮を一時的に意識から遠ざけるためにー文字通り「生き延びる」ためにー薬物使用を続けている。
…いつ裏切るかわからない「人間」に援助希求するのは危険な行為であって、それよりは「物質」のほうがはるかに安心と感じられるのである。
したがって、薬物使用者にとっての薬物とは、たとえるならば「ケミカル・フレンド」のような存在であって、性急な断薬欲求は、セルフコントロールの手段を剥奪される恐怖を味わわされる体験なのである。
日時
2021年12月19日(日)14:00〜16:00
場所
NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)
内容
AAの「12のステップ12の伝統」を読んでシェアします。