ネグレクト 2023-01-01 21:25:00 | 日記 最初の章には、既婚でありながら慶子に懸想する達治に対して「一定の職についていない身で」「売れない詩人のくせに」的な言われ方をする場面がたくさん出てきました。しかし、子どもだった著者が親からネグレクトされたとき、看病したのも達治で、人間の複雑さのあるあるなのだった。
「幼い日々のこと」 2023-01-01 21:18:00 | 三好達治抄 p13家の中は、汚れた洗濯物の山と熱病に冒された妹の泣き声だけだった。父も毎夜泥酔して帰り、空き家のような家に子供だけが放り出されていた。