ママラボ➕(ぷらす)

摂食障害からの回復を目指して 月一zoomで12ステップミーティングをしています 次回は2021年9月26日

アクティングアウトの理由を語れないとき6

2020-07-14 17:51:00 | 人を信じられない病 信頼障害としてのアディクション
…この症例は、たまたま平日日中に仕事をしており、同居中の妻も治療にきわめて協力的であったため、治療室と夫婦間、そして職場が感情を表出する練習の場となり、それだけで十分アディクト本人は成長することが可能であった。


(しかし現実は)むしろ生活保護を受けながら単身生活を送っている人や、本人は無職で実家に居候しており、年老いた両親は積極的に治療に関わらないなどといったケースの方が多い。


通常、アディクションが進行していくと友人関係は断ち切れ、心理的孤立状態は悪化の一途を辿るため、本音の感情を表出する練習の場は月一〜数回程度の診察室だけになってしまう。


医療につながっていない人は、どこも練習の場がない。

だからこそ、次に述べるグループ療法や自助グループがアディクション臨床において重要な役割を担っている…




*お知らせ*
7月のミーティングは中止します。



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