村から早朝の新幹線で久しぶりの東京
土曜日の朝 都会はまだ眠りから覚めていないのか
何年ぶりかで訪れた東京駅 八重洲口駅前は車もまばら
大きな声をだしてるオバサンのグループ
ほら青だよ！ほらほらよそ見しないで早く渡らないと
にぎやかなオバサンの声が通りに響いてる
此の駅からどこかに旅行にでも出かけるのか
東京見物を終わって帰路の列車にでも乗るのか
八重洲の駅前の丸ビルの姿もすっかり変わってた
変わってないのは八重洲口のレンガ造りのままの姿だけ
人通りが少ない駅地下通路と言っても
村からのおのぼりさん状態の自分から見たら
村の人口全員がいっせいにすきな方向に歩いてる状態
歩きにくいし人酔いしそう
とにかく街にでると普段の何倍もの距離をあるく
便利なのか不便なのか
遅い朝のひかりを受けた赤岳
其の明るさを独り占めすることなく
その山の周りにも 白い山肌を鏡のようにして
ひかりを分け合ってる
まだ暖かいとは言えない八ヶ岳の麓
早春の花 福寿草が雪の少ない今年落ち葉をどけるようにして
咲いている
褐色の色しかない落ち葉の里に
黄色だけしか持ち合わせていない花だが
艶やかに見えるふしぎ
咲く時季を選んでる
此の山に降った雪も雨も地中に浸み込んだり
表面を流れ下ったりいろいろ
時をかけて地表に出てくる水
それが湧き水だったり
滝だったり
此の滝も長い年月をかけて出てきた水
夏も冬も水量は変わることがない
周りにはまだ雪もあり地肌も白い色と
滝が凍ってるだろう と 期待して行ったのだが
雪もなく少しの氷すら見つける事ができない
湧き出した水は冷たく澄み切ってる
流れは当然なのだが低い方に向って流れてる
活火山らしく白い噴煙をあげる浅間山（長野県と群馬県堺の山）
普段は山頂をわずかに漂う感じの白煙なのだが
今は白煙の量も以前より多く
強い風のなかでも漂うことなく吹き上がってる
１月の終わりの昨日
雨で融けた
地肌に僅かに緑色をのぞかせたふきのとう
数は少ないが春の香りと恵みを採った
栽培でなく植物のもつ自然の力から芽生えたふきのとう
香りもいい
さっそくフキ味噌で かんぱ～い
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