WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

トレーディングカードゲームでわかる『環境問題のつながりの連鎖』  「マイアース」

2009-01-18 21:45:48 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
地球環境カードゲーム マイアース」の開発者、岡崎さんへの問い、

「子どもの頃、トレーディングカードゲーム強かったですか?」
の答えが返ってきました。

岡崎さん
マジック・ザ・ギャザリングという、アメリカ生まれのトレーディングカードゲームで中2のとき、世界大会(1999年、横浜開催)に出場しました。数回勝ち進んだだけで,夢は潰えたのですが・・・。」

(やはり、岡崎さん自身が、トレーディングカードゲームの名手だったんですね。)

くま
「トレーディングカードゲームで勝つ秘訣、醍醐味ってなんだと思いますか?」

岡崎さん
「数百、数千種類の無数のカードの中から、『自分だけの組み合わせ』を見つけ出すことです。
その組み合わせを探す作業は宝探しのようなもので、『自分だけが思いついた最強の組み合わせ』があれば、世界を制することも夢ではないんです。

また、その無数のカード群は、数ヶ月ごとに追加される拡張パッケージによって、
常に変化しています。新しいカードが追加されれば、『考え得る組み合わせ』もがらっと変わります。その中で、『勝てる組み合わせ』を誰よりも早く発見することが出来れば、感動ものです。」

(ああ、だから「マイアース」なんだ。『自分だけの組み合わせ』=『自分自身で考えること』=『地球環境について、自分の問題として、主体的に考えること』?)

くま
「『物事をつながりで表すゲーム構造』はどの時点で思いついたの?」

岡崎さん
『無数のカードを、自分の裁量で組み合わせる』というゲームシステムがトレーディングカードゲームの本質だと考えていたので、マイアースをつくりはじめた大学二年のときから頭にはあったはずです。
ただそれが具体化したのは、同期の横山と一緒に、生き物カード同士の「食う-食われる」の関係で、食物連鎖が表せると考えたときです。」

(『食物連鎖』はつながりの構造そのものですね。)

岡崎さん
「マイアース」では、ゲームプレイを通して、カードで表されている現象を疑似体験できます。"たかがゲーム"と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、子どもがそこに見出す世界は、「本当の地球のつながり」です。

地球環境問題は、私たちから時間的にも、空間的にも遠くはなれた『つながりの連鎖』で起こります。身体では体験できないこのつながりの連鎖を、最も良く可視化できるのが、トレーディングカードゲームが持つゲーム構造です。

「地球温暖化」カードを使用するには、「二酸化炭素」というカードが必要。
「地球温暖化」カードをさらに強くするために、「どこにでも車で行く」というカードが使える。

カード一枚一枚が機能する為には、それとつながる他のカードが必要。
そのカードの組み合わせを、ゲーム前に彼らは仮説として組み立て、それをゲームで実証するんです。「どうやら二酸化炭素が少し足りなかったみたいだぞ..」という風に。


詳しいプロフィール

岡崎雄太さん
長野県茅野市生まれ。基本的には不登校。中学のとき、Magic the Gatheringというトレーディングカードゲームの世界大会に出場。惨敗。友人、外国人とのコミュニケーションを取るのに大いに役立つ。
高校のとき、アメリカアリゾナ州に一年間留学。アメリカ生まれのトレーディングカードゲームで培った英語力でアメリカ暮らしをこなし、帰国後英検1級を取得。

2004年 慶應義塾大学SFC総合政策学部にAO入試で入学。「地球を救おう」環境問題を伝えるアプローチにどうしようもなく胡散臭さを感じる。

2005年 環境問題を新しいやり方で伝える方法として、トレーディングカードゲームに思い至る。同冬、同じ学部学年の横山一樹と意気投合。以降二人でマイアースの開発を続ける。

2006年-2008年 
トレーディングカードゲームは次世代の子どもにとっての「メディア」になり得ると確信し、「地球環境カードゲーム マイアース」を開発。
2008年 7月
大日本印刷株式会社と慶應SFC Innovation & Entrepreneurship Platform 研究コンソーシアム(KIEP)の協力を得て、「合同会社 マイアース・プロジェクト」を設立。

彼らの夢は、まだ始まったばかり。
人類の運命に対して、私たちは「評論家」ではない。ましてや「観客」ではない。
人類の運命の「主人公」は私たちであり、子どもたち。
だから「マイアース」?

頑張れ!

マイアース・プロジェクト連絡先:info@myearth.ne.jp
               (コピペしてくださいね)

マイアース・プロジェクトとは..
大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)が
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(以下:慶應SFC)の学生の起業を支援して
設立した会社です。
詳しくは下記URLをご覧下さい。
http://myearth.ne.jp
http://www.dnp.co.jp/jis/news/2008/081209.html

大きなうねりの中でその「情報」が持つ意味

2009-01-18 21:25:59 | 私らしく生きる。気づきと学び
最近感じているというか、危機感を感じていることは、「ただの検索屋になってはいけない」ということ。
情報はただ情報のままでは「ただの文字や数字に羅列」にすぎず、どんなに早かろうと、多かろうと、「その情報に命を吹き込む作業」をしなければ何の意味もありません。

その為には、大きな流れ、大きなうねりの中の、どの場所にその情報が位置し、どんな意味を持つのか、その情報(行動・活動)が世の中にどう作用するのか、どんな目的を持った行動であり、活動であるかを、意識して、整理したり、肉付けしたりしていかなければならないのだと感じています。

そしてそれを今度は「どうわかりやすく伝えるか?」「何に生かすか?」が大事だと思います。

以前にも言いましたが、今は情報が富に直結する時代です。
そんな時代だからこそ、早く知った情報を私利私欲のために使うなどもってのほかです。
また、良い情報は独占しない、かかえこまないで発信する、みんなでシェアしていくことが大切だと思います。
そしてそれが、何かの行動につながったり、人の考えを変えたりするかもしれない、そんな可能性を考えるとワクワクします。

そして、そういうとき、やはり何より大切なのは、「自分の頭で考える」ということだと思います。

その為には、ネットの情報だけではなく、良書を読んだり、セミナーやシンポジウムに足を運んだり、志を同じくする仲間と話したり、そんなことが必要なのかな~と思っています。(中途半端にしかできていませんが・笑)

私自身、まだまだ勉強しなければならないことばかりですが、どうぞ今後とも学びや気付きを共有させていただければ幸いです。

今後とも宜しくお願い申し上げます。

「Last One」

2009-01-18 19:49:39 | このブログについて・お知らせ
日経BPネット「最後のいのち

フロリダ州のメリット島で絶滅したハマヒメドリの運命を書いた記事ですが、サイト内でのランキングが1位で反響が大きかったようです。
とても印象に残る記事でした。
最後の一羽が標本ビンに保管され「Last One」と書いてあるということ。
ハマヒメドリを絶滅に追いやったのは「近隣住民の生活改善」。生態系の絶妙なバランスの上に生息する鳥は、海水の流入が止まった為(人間には便利になったけれど)すみかを奪われ絶滅しました。人間がハマヒメドリのすみかを奪ったことに、気付いたときは、もう手遅れだったということ。
標本ビンの1羽をどうとらえるか。ある意味問いかけであるように思いました。


広告の本その2「明日の広告」

2009-01-18 19:34:31 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
インターネットの普及、情報洪水、市場の成熟などによって、マスメディアへの接触が減り、広告をスルーし、しかも信じない時代にあって、どうやって「効く」広告を仕掛ければいいかを説いた、ベストセラー。

広告をラブレターに例えたセンスは流石。

さとなお」こと、佐藤 尚之さんは「さとなお」名で著書多数。
『人生ピロピロ』(角川書店)、『沖縄上手な旅ごはん』(文藝春秋)、『沖縄やぎ地獄』(角川書店)、『うまひゃひゃさぬきうどん』(光文社)、『ジバラン』(日経BP社)など。

1995年より個人サイト「WWW・さとなお・COM」(http://www.satonao.com/)を運営し、2200万アクセス(2008年1月現在)と人気に。

明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045) (アスキー新書)
佐藤 尚之
アスキー

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「戦略PR 」空気をつくる。世論で売る。に感じたこと。

2009-01-18 18:29:20 | このブログについて・お知らせ
何かを売るためには、その商品が売れるための「空気」ができていなければならないとうことを説いたこの本の主張はとても当たっていると思います。
読んでおくべき本かなとも思います。
ただ、最近、この種の本を読んで思うのは「こうしたやり方(売り方)を知った上で、あえてやらない常識、売るべき商品やサービスを選ぶ倫理観」の大切さを感じています。

ただ、優れた商品、サービスであっても、その商品やサービスの質の高さほど売れない場合もときにはあります。私自身は決して、プロフェッショナルではないし、その道の達人ではないけれど、「あ~ここをこうしてああすれば~もったいない」と思うようなことがある。そういうとき、ちょっとだけ「こういうやり方もある」くらいに参考にしてほしいのがこの本です。

ただ、私たちは学びました。選挙で大勝した政権の政策には大きな穴があったことを。たくさん売れたものの中には、優れていないどころか、かえってよくないものがたくさんあることを。人間が「つくられた空気」に弱く、間違えた選択をしてしまうものだということを、痛いくらい学んだ筈。

そうしたことをふまえた上で、こうしたノウハウが世の中にはあることを知ってほしいというかんじかな。でも、経営の根幹に携わり、多額の予算の使途の決定権のあるみなさんに考えてほしいのは「売ること」だけでなく、その先の未来です。広い視野で社会や経済活動をとらえて賢明な選択をしてほしいです。


戦略PR 空気をつくる。世論で売る。 (アスキー新書 94) (アスキー新書)
本田 哲也
アスキー・メディアワークス

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池田山公園

2009-01-18 17:45:05 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
「ここは、公園っていうか、庭園だよなあ」と思って説明書きを読むと「旧岡山池田藩下屋敷跡を整備した和風庭園」とありました。

高低差があり、立体的な庭園です。池を中心にレイアウトされた滝や林があり、池にはでっかーーい鯉(高そう)がいます。

昔、長男が鯉をからかっていて池に落ちたり、石段で転んで、流血したり我が家にとっては、思い出深い公園。
次男も鯉をからかって池に落ちそうになっていました。

高台部は遊戯・休憩ゾーンになっています。

雪吊りが綺麗ですね。

そういえば、兼六園は今頃、どんなかんじなのかなあ。


品川区東五反田5-4-35
03-3447-4676
開園時間 9:00~17:00
年中無休

学ぶ姿勢と小さな奇跡

2009-01-18 01:48:49 | このブログについて・お知らせ
二学期の終わり、周りがカタカナも漢字もガンガン習得する中、まだ、平仮名もボロボロの長男。通知表もボロボロ。

較べても仕方がない。

「二学期の無遅刻無欠席」をまず、たたえる。
(これは彼の勲章だとまじで思う)

そして
「まずは、平仮名を完璧に読み書きできるように」
と、当面の目標を定めました~。

で、正月だし「かるた」でもやるかと思い立ち、購入。

冬休みじゅう「かるた」ばっかり、やりました。

完璧にとれるようになったところで、今度はランダムにカードを出して読むゲームにチェンジ。
これもぜんぶ読めるようになりました。
ただ、個々の文字は読めても、単語になると読めない。
焦らず、とりあえず、「かるた」を極めようと思い、毎日続けました。

「アンパンマンのかるた」だったせいもあり、楽しく続けることが出来、お正月を終えました。そして、少しずつですが、いま「単語」が読めるようになりつつあります。

実は冬休みにこんな約束を長男としました。

『ね~トーマスの本とか先生からの手紙、自分で読めたらカッコイイと思わない?読めるまであと少しだと思うの、ママは。絶対出来るよ!だってさ~、これまで、がんばって続けてきたことは、いつか必ず出来るようになったじゃん、思い出してみようよ』

ダルそうに、でも「考え中の顔」の長男。

『もし、やりたいんだったら手伝いたいのだけど、やってみる?』

はじめ、ダルそうに聴いていた彼だったのだが、やっぱり、「字はよめるようにならんといかんな」とわかったのか、もしかしたら、勢いだけかもしれませんが、手を上げて『はい!』と力強く答えたのでした。

いまでも続くかるた。
今度は文字の組み合わせをつくりながら読むトレーニング。

そして、いちばんの収穫は、自分から持ってきてせがむこと。他の本などで読む練習、書く練習を自分ひとりでするようになったこと。

入学直後、宇宙語を話すへんてこな彼を周りの友達は『病気が治ってちゃんと喋れるようになるの?』と凄く心配してくれたっけ。
こないだ街で会った同級生が
「座って!」っていったんだよ~。
と、自分のことのように嬉しそうに教えてくれました。

成績はモチロンまだビリ。たぶん、ずっとビリでしょう。

でも長男は長男なりに着実に学び進化しています。しかも「自分から学ぶ姿勢」という宝物を内面に育てながら。
この宝物は、ダイヤモンド級の宝石だと思います。

ちなみに「自ら学ぶ、やりぬく」は長男の小学校の校訓。
だから、周りからの影響も大きいと思い、大感謝!

この姿勢がある限り大丈夫。そして、その気持ちを萎えさせてはいけない。大切に育てていきたいと強く思っています。

長い道のりになりそうですが、これもまた大きな楽しみ。ママはあきらめないから、あきらめるちゃダメだよ!

そしてママも「自ら学び、やりぬく」ことを目指します。

丸ごと洗えて、ストレッチ性にすぐれた 東レの新素材ジャケット

2009-01-18 00:27:23 | このブログについて・お知らせ
DAMA Collection2009年春夏号」に掲載中。

「ホントかよ~!?」
と好奇心に負けて、19800円のジャケットを申し込み、
衝動買いを反省しつつ、実証実験が楽しみでなりません。

「クリーニング」と書いてあっても、基本的には家で洗う私ですが、やはり、ジャケットだけは、最後の砦でした。

このジャケットの素材は、家庭用全自動タイプの洗濯乾燥機に対応する〈トーレックス フィッティ/ウォッシャブル〉。です。

ドライなタッチでシワになりにくいのもメリットです。

また、ストレッチ性のある生地だから、快適な着心地をキープしながらシルエットが美しいとの触れ込み。


商品名 トーレックス フィッティ ウォッシャブルジャケット
商品番号 900-6023-01
価格 ¥19,800(税込み)

銭ゲバ 第一話

2009-01-18 00:26:47 | どうにもカテゴリーわけできません。
今週は、松山ケンイチくんウィークとなり、松ケン好きにとっては、うひゃうひゃ状態だったのですが・・・。
いざドラマが始まり、眉毛があり、目が傷ついた松山くんの、
ちょっと、というかかなり怖く、かなりシリアスで、やや濃いめの演技に、
心臓がドキドキしています。

ジョージ秋山の話題作のドラマ化。
不幸な生い立ちゆえに“銭ゲバ”とならざるを得なかった男のサバイバル活劇なんだそうです。

これだけ聴くと
「なーんだ、家なき子の男性版?」
と思うかもしれないけれど、
「真実の愛」「本当の幸せ」とは?
と問いかける展開となるという説明に、
今は、
「この救いのない話が本当に愛や幸せにつながるのだろうか?」
と、どうにもわかりません。

過去に人をあやめ、金まみれの世界で生きる男の
悲しみの闘争(ゲバルト)記なんだそうですが・・・。

私、こういうドラマ観ると、心臓がドキドキしてしまうの。

拝金主義」に疑問符がおもいッきりついている昨今、
あえて拝金主義に挑むその意味を知りたいのと、
「哲学的」とされている原作のそのエッセスの入り具合とか、
松山くんの役の解釈をチェックしたい、ドラマです。

キイナも観なければいけないので、今期は忙しくなるのかしら。