「地球環境カードゲーム マイアース」の開発者、岡崎さんへの問い、
「子どもの頃、トレーディングカードゲーム強かったですか?」
の答えが返ってきました。
岡崎さん
「マジック・ザ・ギャザリングという、アメリカ生まれのトレーディングカードゲームで中2のとき、世界大会(1999年、横浜開催)に出場しました。数回勝ち進んだだけで,夢は潰えたのですが・・・。」
(やはり、岡崎さん自身が、トレーディングカードゲームの名手だったんですね。)
くま
「トレーディングカードゲームで勝つ秘訣、醍醐味ってなんだと思いますか?」
岡崎さん
「数百、数千種類の無数のカードの中から、『自分だけの組み合わせ』を見つけ出すことです。
その組み合わせを探す作業は宝探しのようなもので、『自分だけが思いついた最強の組み合わせ』があれば、世界を制することも夢ではないんです。
また、その無数のカード群は、数ヶ月ごとに追加される拡張パッケージによって、
常に変化しています。新しいカードが追加されれば、『考え得る組み合わせ』もがらっと変わります。その中で、『勝てる組み合わせ』を誰よりも早く発見することが出来れば、感動ものです。」
(ああ、だから「マイアース」なんだ。『自分だけの組み合わせ』=『自分自身で考えること』=『地球環境について、自分の問題として、主体的に考えること』?)
くま
「『物事をつながりで表すゲーム構造』はどの時点で思いついたの?」
岡崎さん
『無数のカードを、自分の裁量で組み合わせる』というゲームシステムがトレーディングカードゲームの本質だと考えていたので、マイアースをつくりはじめた大学二年のときから頭にはあったはずです。
ただそれが具体化したのは、同期の横山と一緒に、生き物カード同士の「食う-食われる」の関係で、食物連鎖が表せると考えたときです。」
(『食物連鎖』はつながりの構造そのものですね。)
岡崎さん
「マイアース」では、ゲームプレイを通して、カードで表されている現象を疑似体験できます。"たかがゲーム"と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、子どもがそこに見出す世界は、「本当の地球のつながり」です。
地球環境問題は、私たちから時間的にも、空間的にも遠くはなれた『つながりの連鎖』で起こります。身体では体験できないこのつながりの連鎖を、最も良く可視化できるのが、トレーディングカードゲームが持つゲーム構造です。
「地球温暖化」カードを使用するには、「二酸化炭素」というカードが必要。
「地球温暖化」カードをさらに強くするために、「どこにでも車で行く」というカードが使える。
カード一枚一枚が機能する為には、それとつながる他のカードが必要。
そのカードの組み合わせを、ゲーム前に彼らは仮説として組み立て、それをゲームで実証するんです。「どうやら二酸化炭素が少し足りなかったみたいだぞ..」という風に。
詳しいプロフィール
岡崎雄太さん
長野県茅野市生まれ。基本的には不登校。中学のとき、Magic the Gatheringというトレーディングカードゲームの世界大会に出場。惨敗。友人、外国人とのコミュニケーションを取るのに大いに役立つ。
高校のとき、アメリカアリゾナ州に一年間留学。アメリカ生まれのトレーディングカードゲームで培った英語力でアメリカ暮らしをこなし、帰国後英検1級を取得。
2004年 慶應義塾大学SFC総合政策学部にAO入試で入学。「地球を救おう」環境問題を伝えるアプローチにどうしようもなく胡散臭さを感じる。
2005年 環境問題を新しいやり方で伝える方法として、トレーディングカードゲームに思い至る。同冬、同じ学部学年の横山一樹と意気投合。以降二人でマイアースの開発を続ける。
2006年-2008年
トレーディングカードゲームは次世代の子どもにとっての「メディア」になり得ると確信し、「地球環境カードゲーム マイアース」を開発。
2008年 7月
大日本印刷株式会社と慶應SFC Innovation & Entrepreneurship Platform 研究コンソーシアム(KIEP)の協力を得て、「合同会社 マイアース・プロジェクト」を設立。
彼らの夢は、まだ始まったばかり。
人類の運命に対して、私たちは「評論家」ではない。ましてや「観客」ではない。
人類の運命の「主人公」は私たちであり、子どもたち。
だから「マイアース」?
頑張れ!
マイアース・プロジェクト連絡先:info@myearth.ne.jp
(コピペしてくださいね)
※マイアース・プロジェクトとは..
大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)が
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(以下:慶應SFC)の学生の起業を支援して
設立した会社です。
詳しくは下記URLをご覧下さい。
http://myearth.ne.jp
http://www.dnp.co.jp/jis/news/2008/081209.html
「子どもの頃、トレーディングカードゲーム強かったですか?」
の答えが返ってきました。
岡崎さん
「マジック・ザ・ギャザリングという、アメリカ生まれのトレーディングカードゲームで中2のとき、世界大会(1999年、横浜開催)に出場しました。数回勝ち進んだだけで,夢は潰えたのですが・・・。」
(やはり、岡崎さん自身が、トレーディングカードゲームの名手だったんですね。)
くま
「トレーディングカードゲームで勝つ秘訣、醍醐味ってなんだと思いますか?」
岡崎さん
「数百、数千種類の無数のカードの中から、『自分だけの組み合わせ』を見つけ出すことです。
その組み合わせを探す作業は宝探しのようなもので、『自分だけが思いついた最強の組み合わせ』があれば、世界を制することも夢ではないんです。
また、その無数のカード群は、数ヶ月ごとに追加される拡張パッケージによって、
常に変化しています。新しいカードが追加されれば、『考え得る組み合わせ』もがらっと変わります。その中で、『勝てる組み合わせ』を誰よりも早く発見することが出来れば、感動ものです。」
(ああ、だから「マイアース」なんだ。『自分だけの組み合わせ』=『自分自身で考えること』=『地球環境について、自分の問題として、主体的に考えること』?)
くま
「『物事をつながりで表すゲーム構造』はどの時点で思いついたの?」
岡崎さん
『無数のカードを、自分の裁量で組み合わせる』というゲームシステムがトレーディングカードゲームの本質だと考えていたので、マイアースをつくりはじめた大学二年のときから頭にはあったはずです。
ただそれが具体化したのは、同期の横山と一緒に、生き物カード同士の「食う-食われる」の関係で、食物連鎖が表せると考えたときです。」
(『食物連鎖』はつながりの構造そのものですね。)
岡崎さん
「マイアース」では、ゲームプレイを通して、カードで表されている現象を疑似体験できます。"たかがゲーム"と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、子どもがそこに見出す世界は、「本当の地球のつながり」です。
地球環境問題は、私たちから時間的にも、空間的にも遠くはなれた『つながりの連鎖』で起こります。身体では体験できないこのつながりの連鎖を、最も良く可視化できるのが、トレーディングカードゲームが持つゲーム構造です。
「地球温暖化」カードを使用するには、「二酸化炭素」というカードが必要。
「地球温暖化」カードをさらに強くするために、「どこにでも車で行く」というカードが使える。
カード一枚一枚が機能する為には、それとつながる他のカードが必要。
そのカードの組み合わせを、ゲーム前に彼らは仮説として組み立て、それをゲームで実証するんです。「どうやら二酸化炭素が少し足りなかったみたいだぞ..」という風に。
詳しいプロフィール
岡崎雄太さん
長野県茅野市生まれ。基本的には不登校。中学のとき、Magic the Gatheringというトレーディングカードゲームの世界大会に出場。惨敗。友人、外国人とのコミュニケーションを取るのに大いに役立つ。
高校のとき、アメリカアリゾナ州に一年間留学。アメリカ生まれのトレーディングカードゲームで培った英語力でアメリカ暮らしをこなし、帰国後英検1級を取得。
2004年 慶應義塾大学SFC総合政策学部にAO入試で入学。「地球を救おう」環境問題を伝えるアプローチにどうしようもなく胡散臭さを感じる。
2005年 環境問題を新しいやり方で伝える方法として、トレーディングカードゲームに思い至る。同冬、同じ学部学年の横山一樹と意気投合。以降二人でマイアースの開発を続ける。
2006年-2008年
トレーディングカードゲームは次世代の子どもにとっての「メディア」になり得ると確信し、「地球環境カードゲーム マイアース」を開発。
2008年 7月
大日本印刷株式会社と慶應SFC Innovation & Entrepreneurship Platform 研究コンソーシアム(KIEP)の協力を得て、「合同会社 マイアース・プロジェクト」を設立。
彼らの夢は、まだ始まったばかり。
人類の運命に対して、私たちは「評論家」ではない。ましてや「観客」ではない。
人類の運命の「主人公」は私たちであり、子どもたち。
だから「マイアース」?
頑張れ!
マイアース・プロジェクト連絡先:info@myearth.ne.jp
(コピペしてくださいね)
※マイアース・プロジェクトとは..
大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)が
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(以下:慶應SFC)の学生の起業を支援して
設立した会社です。
詳しくは下記URLをご覧下さい。
http://myearth.ne.jp
http://www.dnp.co.jp/jis/news/2008/081209.html