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WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

偏に風の前の塵に同じ

2010-03-03 21:45:33 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
再び『平家物語』冒頭部分が頭に浮かびました。

祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。

祇園精舎の鐘は私は聴いたことはありませんが、
「この世は諸行無常だ」という響きは、
毎日、なんかしらの形で、
聴こえているように思います。

「沙羅双樹の花の色」
も、私は知りませんが、
どんなに勢いが盛んな人も、必ず衰え、
滅びるということも、
この齢になるとわかってきました。

「おごれるものは久しからず」は、
今更言うまでもないと思います。
「驕ったものは久しくならない」というも言えるが。

本当に、いろんなことが、春の夜の夢のよう。
人の世はうつろいゆき、はかないものだと思います。

だから、こそ、いっときの栄華を求めるよりは、
長く続くささやかなものを大切にしたい。
目先の利益、私利私欲ではなく、
もうちょっと、大きなもの、本質的なものを考えて
生きていきたい。

みんな最後は、風に吹き飛ばされた塵と同じ。
(そうか、私も「塵」なのね~)

目先のことで、一喜一憂しないで、
『塵』なりにがんばるぞ~!


「7つの習慣」より インサイドアウト

2010-03-03 08:25:42 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
コーヒー飲みながら、「7つの習慣」のインサイドアウトについて考えました。

しつこいかもしれないけれど、インサイドアウトっていってもゴルフじゃなくて、
「考え方」「行動の原則」です。

インサイドアウトの考え方では、私的成功が公的成功に先立ちます。
私的成功っていっても、「大儲けする」とかじゃないですよ。「内なる成功」ってやつ。

「アウトサイドイン」というのはわかりやすく言うと何でも人のせいにして、不平不満を言い立てて、自分は何も変わろうとせず、他人を正そうとするかんじ。

「インサイドアウト」はその逆。

まず自分がやる。自分が自分との「約束」を守るのです。

例えば、子供が明るく協調性のある人間に育ってほしいと思うのであれば、子供の視点にたち、一貫した愛を示す親になるということ。

信頼されたかったら信頼性のある人になること。

仕事で成功したかったら、上に媚びたり、人を蹴落としたり、目立ったり、アピールすることを考える前に、まず「人格」と「能力そのもの」を向上させること。

永続的な目標達成や幸福への道は、そこにある。

とわかっちゃいるが、本当に難しい。いつも平常心を保ち志と思い遣りを忘れない人たちに
敬意と感謝をこめながら、せめてそうありたいと思い続けようと、誓う朝。

7つの習慣―成功には原則があった!
スティーブン・R. コヴィー,ジェームス スキナー
キングベアー出版

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