一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

とうとうその時が来たかと思った・・・

2018-07-11 01:38:54 | 日記
ああ、日記書いてる・・・。
改めて、自分は生きてるんだなぁ、と実感。

9日の深夜、嫁さんと二人で通販番組なんぞを見ながら、マッタリとしたひと時を過ごしていました。
トゥルースリーパーってやっぱ良いのかなぁなんて言いながら、いつもの夜長を楽しんでいました。

かと思ったら

突然右側の視界が虹色にボヤけ、どうにも景色の焦点が合わない。
まばたきすれども、時間を置けども、一向に視界は戻らない。

しまいには意識も前後不覚、はて自分は生きてるのか死んじまったのか、あやふやな感じになった。
目の前で必死に嫁さんが喋りかけてくれているのは分かるし、手を取って何やら叫んでいるのも分かる。

だけどなんだか夢の中の出来事みたいで、しかし夢みたいに覚める訳でもなく、
ずっと「ホァ~~ン、ホァ~~~ン」と歪み揺れ続ける眼前の景色。

慌てて救急車を呼ぼうとする嫁さんを宥め、PCの電源を入れて色々調べようとするも・・・

小学1年生レベルの漢字が、読めない。

ビックリするけれど、どうしようもない。

頭が一向に働かないし、視界に入るのだけどそれがどうにもこうにも読解出来ない。

「周囲」なんて漢字さえも「あれ、なんて読むんだっけ?」と嫁さんに聞く始末。

漢字や文章だけが唯一といっていい僕の得意分野だったのに。

そんな僕を見て、いよいよこれはイカンと嫁さんが青ざめていく。
そんな嫁さんの姿を見て、僕も「とうとうこれはダメだ」と自覚していく。

呂律はなんとか回ってるし、会話もどうやら成立しているようだった。
何度も嫁さんに確認しながら、自分の所在を探った。

脳梗塞かなぁと疑ってみたが、どうにも頭は痛くない。吐き気もないし手に力も入る。
顔の筋肉の歪みなども、左右とも特にいつもと変わらない。

ただ如何ともし難いのが、意識の混濁と思考力・読解力の完全停止。

正直なところ、40年生きたけれど、いよいよこれが自分の終幕だと心底思いました。

怖かったかと問われれば、怖かった。
何が怖いって、嫁さんの事がなんだかよく分からなくなり、自分が何なのかも分からなくなって、
そのままフェードアウトしそうな終わり方が、途轍もなく恐ろしかった。

無への恐怖ってやつでしょうか。

小一時間横になっていると、意識が徐々に戻ってきた。

おかしな話ですが、経験したことのない「無」の意識の中で僕は、ずっと頭の中で寅さんの売り向上を反芻していた(笑)

「角は高級デパートの赤木屋、白木屋、黒木屋の」
「ヤケのやんぱち、日焼けのナスビ」
「ものの始まりが一ならば、国の始まりが大和の国」
なんてカンジで。

きっと、頭が回るかどうかを手探りしていたのだと思います。

戻りゆく意識と思考力、読解力を確認し、その日はなんとか寝て様子を見る事に。

しかし翌朝、どうしようもない頭痛で目を覚ました。

「ああ、やっぱりもうこれで・・・」なんてガラにもなく覚悟決めました。

家族の温かい手助けを頂いて、脳神経外科へ搬送されました。

MRIやエコー、心電図などの検査の結果、脳にも血管にも異常はナシ。
医師から改めて疑われた、頸動脈の動脈瘤なども見当たらず。

仕事を切り上げて帰ってきてくれた嫁さんは、ホっと胸を撫でおろしてくれた。

しかし一体何だったのだろう?という疑問は残る。

疑問は残るけれど、脳にも血管にも異常がないのであれば、やはりこれは僥倖だと思うべきなのだろう。


ふと考えてみたら、ここ半年の間、ロクに眠りもせずに仕事ばかりしていたことに気付く・・・。

どうしても目を酷使する仕事がほとんどで、さらに文章や計算などを四六時中やってるもんだから
そりゃあキャパの狭い僕の脳がパンクするのは当たり前だ(苦笑)


ちょっとしばらく、自然の多い所へガス抜きに行きます。

僕らしくもない、どうも知らぬ間に働き過ぎていたのでした・・・。


あ~・・・
マジでもう終わったかと思った・・・。

皆さん、内臓や骨もモチロン大事ですが、くれぐれも脳の健康管理もお忘れなく!



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