決まった。
ようやく進むべき道が決まった。
堅牢な道ではないけど、しかし自分にとって
大きな意味を持つ第一歩である事は間違いない。
自分の持てる力、経験、知識を
これからは少しでも多くの人に役立てて生きていく。
独立までの修業としては
これ以上ない環境だ。
まさかこんな道に進むとは
幼い頃の自分は夢にも思わない事だ。
とにかく一歩!
進んだ!
. . . 本文を読む
かなりの実力を持つ選手が来るとの誘いを頂き、
久々に地元の練習場へ。
正直誰にも会える心境ではなかったけど、
以前から会ってみたかった選手だったし
何よりわざわざお誘い頂いたのに断れない。
重い身体を引きずって行ってみた。
残念ながら、その選手は怪我してたのでスイングは見れなかったけど…
いい刺激を貰った。
エラく身体能力を誉められ、
HSは今より5は必ず上がる、今まで見た . . . 本文を読む
自分の過去も現状も
ケガも、やるべき事も
何が一体どう変わるというんだ
当然
変わらない
あの日を境に鳴る頻度が減った携帯も
待ち続ける意味も必要もない
当然だ
そういう覚悟の基に
あの出来事は起きたんだから
唖然とするのも
呆然とするのも
たまには良いかも知れないけど
泰然自若として進む以外に、結局採るべき方法はない
今のこの身体で、精神で、もう引きずりながらでも進む。
突き進 . . . 本文を読む
早朝から定例の練習へ行く。
ひどく身体が重いが調子が悪い訳でもない。
混み合うバイパスに辟易する。
苛立つ車たちが、より一層の混雑を生む。
好きなコーヒーを飲むと
まるで熱してトロみのついた片栗粉のような温度のまま
胃にダイレクトに滑り込んでくる。
鼻腔から抜けるコーヒー豆の匂いが
いつもとは違ってやけに年寄り臭く感じて少しの不快感を覚える。
練習場で会う人々
あの人が . . . 本文を読む
マメやらタコやらを数え切れないくらい積み重ねて、
いつの間にか分厚くなった両手を見る
僕は何のために
この手を使ってきたんだろう
何を掴もうとしてきたんだろう
今この手に残ったのは
一体何だろう
失ったものが大きすぎる
. . . 本文を読む