実に久々に練習に行ってきました!
前回練習に来たのは半月以上も前で、
その時もかなり期間が空いた後だった。
暇そうに見えて実は意外と忙しい、マイライフ(笑)
筋力は格段に上がっていて、
それが故にボディコントロールが上手く掴み切れず、
要はパワーを持て余してしまってる状態でした、前回は。
毎回僕は何らかのテーマや課題を持って練習するようにしてるんですが、
今日は二つの課題に重点を置いてキッチリこなしました。
「グリップ・プレッシャーの無駄排除」と「左サイドの確立」
グリップ・プレッシャー、人によってはグリップ・レシオとも言うかも知れませんが、
簡単に言えば「クラブを握る力配分」です。
飛ばしたいと思えば思うほど、人は強くグリップしがちです。
また、パワーに自信がある人もそうです。
しかしプロがよく言うように、握る力は全力の4割程度が理想とされています。
勿論、最近のクラブは本当によく出来ていて、
力まなくてもすっぽ抜けたりしないようなグリップ構造になってる。
ですから、大切なのは飽く迄も「自分にとっての適正なグリップ・プレッシャーを知る」
という事だと僕は考えています。
間違ってはいけないのは、
握力が30キロしかない人の4割と
握力が100キロの人の4割は違うという事。
混同しては事故の元です。
で、話を戻しますが
そうして知った自身のグリップ・プレッシャーを
アドレスからどれくらい意識出来るか。それが僕は重要だと思っています。
先ほど言ったように
飛ばしたければ飛ばしたいほど、身体に求められるのは
適度な脱力です。
アドレスからグリップ・プレッシャーがガチガチだと
様々な不具合を生じさせます。
グリップは飽く迄、クラブと自分の身体を「連結させている部位」と捉える事。
今日一つ目の僕の課題は、それを追求しようという点でした。
現在の僕のヘッド・スピードはMAXで64m/sです。(シャフトのフレックスはSで)
ミート率が平均で1.41なので、これらから計算すれば
64×1.41=90.24
という事で、飛ばしに最も重要な「初速・ボールスピード」は90.24m/sという事になります。
しかしこの数値がコンスタントに出せるかどうか、
今の実力では少々不安がある。
パワー、バランス、スピード、スイングプレーンの是非。
それらを上手く良い方向に出す為に、今は色々観点を変えて修正してる段階です。
その修正の一つとして、グリップ・プレッシャーに注目したという訳です。
長くなっちゃった(^_^;)
先に言ったようにパワーを持て余すのは、パワーに自信がついたが故に
それに頼った不自然なスイングになっていたからかも知れない、と。
アドレスからテイクバック、トップまではクラブが少々重いとすら感じるまで脱力。
トップから切り返しに頭の中で火花をスパークさせるイメージを持つ。
その一瞬の火花は半呼吸くらいか…。
その火花が起きて、消える刹那こそが最大にして一瞬の「力む」瞬間とした。
つまり、その一瞬しかパワーを使わない、という感じ。
で、実践した結果、上手くいった(*^_^*)
忘れないうちにメモメモ…という事で。
二つ目
「左サイドの確立」
これはもう自分の中の最重要課題だし、
今さら改めて一からおさらいはしませんでした。
でも、ひとつだけ。
何発か打つうちにどうしても左サイドが崩れてる。
骨盤の安定性、前傾角度の維持が多少ズレてる。
それをなくす必要がある。
拇指丘への荷重を適正にし、今日は思い切って
インパクトに9割の意識を持つようにしてみました。
先ほどのグリップ・プレッシャーの脱力と併せて。
そうする事で、左サイドの使い方を過度に意識することなく、
思い切りぶっ飛ばす事が出来ました。
今まではあまりにも考えすぎて、身体の動きを無意識に制限してしまっていたようです。
基本はどうやら出来たようなので
これまでのように逐一確認していると、迷いや狂いが生じるようで。
なので今回の重点項目に絞った練習は奏功したようです。
嬉しい。
とうとう練習場のネットを超えて行ってしまった打球に、
顔では「しまった」という表情をしながらも
やっぱり「よっしゃ!」という気持ちを隠せなかった(笑)
精進あるのみ!!
鍛錬あるのみ!!