今日、ジムで偶然閃いた素振り方法について備忘録。
これが果たして有効かどうかはさておき、
自分の中で「お!」と確かな何かを感じたので
これからも取り入れて行こうと思います。
クラブや素振り用のバットを持つと、僕個人はですが、
どうもグリップを意識し過ぎたり、クラブだとヘッドの動きに意識を取られがちです。
バットにしても同じ事が言えて、どうも「何かを持っている」状態だと、
手や腕、そして上体の動きに殆ど意識を取られる。
多分、素早く力強い素振りを無意識下に求めてしまうんでしょう。
なので今日は思い切って「何も持たない素振り」を考え出しました。
しかし、ただ何も持たない素振りなら
駅のプラットホームとかでおじさんがよくやってますね。
アレとはちょっと違います。
手に何も持たないと、あまりにも現実的ではない。軽すぎる。
超常的なイメージ力を持つ人でない限り、
そこにリアルなクラブを持った感じは出せないでしょう。
何も持たない。
しかし、何かを持っているかのような「重み」は感じたい。
でも何も持ってないからどうしよう?
そこで
僕は拳の重みを最大限に感じられるようにしました。
普通のグリップの形だと、アレはクラブを持つ為の握り方だから
手にクラブを持っていないと空気を持つような感覚が否めない。
なので、両手の掌を上に向けて身体の前で組み、
あとは普通にアドレスをします。
「祈り」のような形です。
そのままスイングします。
ただ一点、クラブを持っている時のように正確なトップオブスイングには至らせない。
振り子の動きをよく感じながら、飽く迄もダウンスイング~フォローまでの素振りとしました。
この素振りで僕が目的としてるのは…
素早く振る事!
インパクト直前まで脱力する事!
上半身より下半身の動きを把握し、養う事!!
この3つです。
意外なほどに、この素振り方法だとつま先・膝・股関節の動きに意識が向きます。
そしてこれまた意外なほどに、今までやっていた普通の素振りとは違い、
色んな法則性が手に取るように感じ取れました!!
明らかに、クラブを持っていないこの状態の方が
クラブを持つ以上に「ジャスト・インパクト」した時の自分のスイングが再現出来る。
更に、何も持っていないにも関わらず、風切り音が凄い。
「ビュンッ!」って。
パワー・スピードの養成に加え、
一番重要な下半身の動きが良く見える。
これは継続してみよう。