また腕の肉離れ
これで何度目だろう。
痛みにも慣れた。
この状態でも試合に出られる、振れる。
それは去年の今頃に、もう体験済みだ。
だがこの半年以上もの間、自分は一体何をした?
腰椎の発するシグナルに、
脊椎の発する悲鳴に耳を傾け、
以前のようなトレーニングも完全に辞めてしまい、
努力と呼べるものは出来ていない気がしている。
次の試合は、誰が日本一になっても文句も出ない、
そんな連中のみが集う化け物の巣窟だ。
8月の日本選手権以上の激戦になる。
それに向けて、ライバル達はわざわざ名指しで挑戦状を叩きつけてくる。
俺はこんなに努力してきたんだぞ、と。
自分の数少ない勝利経験から考えるに、
努力なき所に勝利の風は吹かない。
今の壊れきった自分に、一体何が出来る?
勝利に向けてただがむしゃらに鍛えていたあの頃の自分はもういない。
そんな自分に吹く風が、虫の良いものである筈もない。
根拠のない自信などに意味はない。
心まで肉離れにでもなったか。
今だからこそやれるオリジナルが必ずある筈だ。
それにこそ、こだわり続けていた答えがある筈だ。
まだ諦めるわけにはいかん。
これで何度目だろう。
痛みにも慣れた。
この状態でも試合に出られる、振れる。
それは去年の今頃に、もう体験済みだ。
だがこの半年以上もの間、自分は一体何をした?
腰椎の発するシグナルに、
脊椎の発する悲鳴に耳を傾け、
以前のようなトレーニングも完全に辞めてしまい、
努力と呼べるものは出来ていない気がしている。
次の試合は、誰が日本一になっても文句も出ない、
そんな連中のみが集う化け物の巣窟だ。
8月の日本選手権以上の激戦になる。
それに向けて、ライバル達はわざわざ名指しで挑戦状を叩きつけてくる。
俺はこんなに努力してきたんだぞ、と。
自分の数少ない勝利経験から考えるに、
努力なき所に勝利の風は吹かない。
今の壊れきった自分に、一体何が出来る?
勝利に向けてただがむしゃらに鍛えていたあの頃の自分はもういない。
そんな自分に吹く風が、虫の良いものである筈もない。
根拠のない自信などに意味はない。
心まで肉離れにでもなったか。
今だからこそやれるオリジナルが必ずある筈だ。
それにこそ、こだわり続けていた答えがある筈だ。
まだ諦めるわけにはいかん。