一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

信念

2018-02-20 20:38:31 | 日記
こんぶちゃ。

ここの所のゴチャゴチャしたものを、思い切って東海の師匠に相談した。

僕には3人の師匠がいるが、この東海の師匠は僕にとって元々は雲の上の人だった。

ひょんなキッカケで実力を認められて、交流を持つようになったものの、
実力・実績・存在感・リーダーシップ・人格など、文句のつけようがない人物。

当然、ドラコンの世界で彼を知らない人はおそらく絶無に近いだろう。

まさかこうして師弟関係になり、相談なんかを受けて貰える関係になるなど、
考えたこともなかった人。


今日は、忙しい中にも関わらずわざわざ二度も電話をしてきてくれて、
親身に、そして師匠らしい真っすぐで熱い思いをもって、様々な助言をくれた。

「お前の記事は読んだよ、良いじゃないか」から始まる師匠の言葉。

意外だった。

覆面なんかしやがって、堂々と顔をだせばいいものを・・・。

一度でも優勝を手にした瞬間、お前は大きな力を手に入れたのだ。
そこに羨望や嫉妬があるのは当然で、お前がそれを理解出来なくとも周りの人間、
特にお前に直接やられた選手は、お前をそういう対象として見る。

お前が謙虚に、あるいは「自分なんてまだまだッスよ」なんて、
本気で思っていたとしても、その言葉がなおさら負けた奴らに刺さるんだ。
「俺らは、まだまだなヤツに負けたのか?」ってな。
より一層、お前を標的にするだろう。
当たり前だろ、勝負の世界なんだから。

「勝つ」ってのは、そういう意味も持つんだよ。
お前の性格や意思などとは無関係に、周囲はお前を脅威に思うものだ。

その上で、何を遠慮する事があるのやら。

一端のドラコン選手として、そしてライターという武器を手にした自覚を持って、
もっと大胆な事を書いてやれ!

「信念」を持って、思い切りやれ!!
そうでなければ、早々に切り上げてしまえ。

・・・と。


なんだか、師匠にそう言われると、妙に納得がいってしまった。

2年以上も前の出来事なのに、相変わらず他の選手からはそういう目で見られているんだ、と。

特に師匠は、それこそ檜舞台で八面六臂の大活躍を遂げて、
ドラコン競技の立役者として血道を上げてきた英雄だ。

ツアープロが彼のスイングを学び、真似るほどの才覚を持ちながら、
後進がもっと競技を楽しめるように、そればかりを考えて、プロの道すら固辞した傑物だ。

そんな人だからこそ、彼の言葉は僕にとって重い。

最近は軽い人間関係の軽い言葉しか耳にしていなかったから、
久々に耳と心のウエイト・トレーニングになった気がした。

自分は、これほどの師匠に今もこんなにも認められていたのかと、
熱を失いかけていた自分を恥ずかしく、申し訳なく思った。


「信念」

この師匠に始めて出会った日から、何度となく耳にしてきた、良い言葉だ。

いつしかその言葉は僕の心に無意識に宿り、新たな脈動を与えてくれていた。

僕の最大の武器は「覚悟」。
彼の教えは「信念」。

だからこそ、貴方とは通じ合えたのだろうか。

師匠、俺しっかり進みます。

今度また稽古、つけてくださいね。




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