大義

最近心底感じます。
大義のない行動には、何も生産性などないのだと。

目標のない行動に結果はついてこないし、
小さな欲望ばかり拾い集めていたんでは、大きな野望は果たせない。

そしてまた、力なき正義はただの戯言であり
正義なき力などただの蛮勇にも劣る。

腹の中に鋼の一本鎗を持っているかどうかで、勝負は決まる。
自分の人生においては、ずっとそれを指針に持っていた。


自分が満足するように生きれば良いじゃないかと誰かが言う。

それは極論でありながら、しかし他に術もないし真理であるようにも感じる。

しかしながらそれでも尚、
余りに為政者の立場にある者たちの姿が浅ましく、卑しい。
それがただただ情けない。見苦しい。

烏合の衆が徒党を組んで、そこに強い意思も持ち合わせず、
ただ寄らば大樹とばかりに庇に駆け込むかの姿。

それを見せつけておきながら、国民に一体何を課すのか？
思えばここ20年以上、選挙が仕事になってやしませんか？(笑)
公に資するなどと、口が裂けても言わないでもらいたいものだ。


結局、既得権に塗れた亡者というものは古今東西、その螺旋から抜け出る事はない。

人間の本来持つ脆弱性が怠惰と欺瞞を呼び込み、
小さな煩悩の中毒性がさらにその弱さを加速させる。

何かに怯えた小動物のような眼差しで必死に虚勢を張って見せ、
土気色した顔面を薄気味悪い笑顔で覆い隠したつもりになり、
何も生まない者たちが、尊い人間たちの頭を踏み拉いて胡坐をかく。

僕は、僕の大義を貫こう。
そして勝ち取る。

近い将来、ああいう反面教師にもならぬ醜悪たちを見ずに済むような世界に行く為に。