幸せになりたくない人なんて滅多にいないと思う。
不幸になりたい人ってのも少ないと思う。
でもこれは単なる一般論としてであって、
他人の価値観やモノの見方などは、本来自由であって当然だ。
「幸せ」なんてものは他人に決められるものじゃないし、
逆に「不幸せ」だの「可哀相」だのも他人が決めて良い事じゃない。
当の本人がどう感じているか。
全てはそれに尽きるのに、どうして誰も不思議に思わないのだろうか？
安っぽいメディアが嘯く幸せの真似事をまるで鵜呑みにし、
人情も愛情もない世界で、まるでAIのような無機質で単一物質的で即物的なナニかを
「幸せ」だと思い込み、濁った白目と開いた瞳孔でボンヤリ行き交う人達。
それがそういう人の幸せなら、そりゃそれで結構だと思うが
それを困った事にコチラに押し付けてくるからタチが悪い。
良い大学出て、良い会社入って、良い給料貰って～
良い伴侶貰って、可愛い子供もうけて、良い家買って～
んで？
だからなんなのよ(笑)
すんげぇつまらん量産型ロボットみたいな人生を
どんな了見で人に推し進めるんだろうか。
何の責任も取れやしないくせに。
皆がみんな同じようにはいかないから面白いんでしょうが。
皆が同じ方が面白いって人は、そういう枠で生きれば良いだけなのに
毛色も価値観も嗜好も違うコッチに押し付けられても
「あ～そっすか～」って言うしかねぇ(笑)
だいたいそういう在り来たりな幸福論を語る人は
学校・会社・伴侶・子供・家っていうものをワンセットで語りたがる(笑)
誰に洗脳された結果そうなってしまったのだろうか、謎だ(笑)
ウチは大学はそれほどでもないとこだったが、嫁さんは最高の人だ。
別に一部上場企業に在籍してた事が起因して出会った訳でもないし
稼ぎが良かったから結婚した訳でもない。
んで
ウチにまだ子供がいないと知ると、まるで鬼の首を取ったかのように
「子供は良いよ～、可愛いよ～、早く作りなよ～」
ってめっちゃ言う(笑)
言っちゃなんだが、大きなお世話だ大馬鹿野郎って思う。
サルみたいにサカって10代で子供出来ちゃったようなヤツが、
「子供は可愛いよ～」で済ます方がどうかしてる。
だいたいが眉間に皺寄せながら片手スマホ、片手ベビーカーのバカ親が使うセリフだ。
子供、可愛いんだろ？
もっと愛情持って接してやればいいのに。
家・モノ・金と人間の命を同列に語れてしまうような人間と
同じ価値観で話す事は出来ない。
勿論、綺麗事なんかではない。
金があればそれに越したことはなく
家もモノもありゃそれは最高ですな(笑)
だけどそれをメディアにも他人にも言われる筋合いなんてない筈だ。
本当の幸せなんてものは
自分以外の誰にも理解なんて出来やしない。
いまどき「押し売り」みたいな真似は古臭いから止めてほしいものだ。
