今日仕事上がりにクラフトショップへ寄ると
渋ってた割にはあの旦那、キチンと仕上げて待っててくれた。
ツンデレかおっさん。感謝。
エースが折れてしまった時は流石に愕然としたけど
怪我の功名となるだろうか。
クアレーザー・L1スペシャル&アストロV460に代わる新しいエースは
クアレーザー・ネオマックス&アストロV2となった。
明日、明後日の調整でどんな振りが出来るのか。
が、確信めいたものがある。
きっとこの組み合わせが悪い訳がない。
スペックとしても以前のエースを上回る。
万一振れないとしたら、それは僕の技量不足以外に原因はない筈だ。
今回はシャフトもヘッドもほぼ新古に近い。
そういう意味では前回のエースよりも安心感もある。
リザーバーには、ドラコンを始めて最初に手にしたXXXの長尺シャフト、
House of Forgedのパトリオット。
それに合わせたヘッドは2014年をたった一本だけで戦い抜いてくれた、
ADAMSのSPEED LINE 9032LD
純アメリカ仕様で、どんな選手に振らせてみても
「コイツは硬くて重くて振れない、無理」とサジを投げた代物だが、
僕はコイツが大好きだ。
ぶっ叩きに行くとき、このシャフトが一番相性がいい。
迷いが生じた時はコイツで思い切り一刀両断にすれば何とかなる気がする。
3本目も予定通りに仕上がった。
2本あった内、生き残ったクアレーザー・L1スペシャル。
そして、ヘッドは前回折れたエースのもの。
これも運良く生き残ったので、今回組む事にした。
もとあったエースとスペックもモノもほぼ同じだが、
0.5インチほど前回のエースより短いから注意が必要か。
いまだ嘗てないほど、武器は揃った。
今までは無謀にも1本だったり、
どのクラブが自分に合うのか分からずに間に合わせで臨んだり、と
武器でさえも心細い状態で戦ってきた。
今思えば、よく試合中にエースが折れなかったものだと
自分のラッキーさに呆れるくらいだけど。
今回は違う。
どれもがエースクラス。
どのヘッドもシャフトも自分にピッタリ合うものだけで仕上げた。
あの時
エースが折れていなければ
僕は恐らくここまで武器を揃えられなかっただろう。
色々と災難も苦難もあるけれど
きっと諦めない限り、己の火が消えない限り
巡り合わせも可能性も、誰をも見捨てはしない筈だ。
行こう、何が待っててもそれを見極めに行こう。
武器は揃った。
全てが「改」となってやっと試合を迎えられる。
精神も、肉体も、武器も、そして心も