一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

壊すこと

2013-01-17 00:13:37 | 日記

友人のブログを拝見してて心がキュッと痛んだ。

彼の息子さんが一生懸命作った雪だるまを
心無い子供たちがその息子さんの目の前で壊した、という。


僕の幼少期を思い出しても、そういう事ってよくあった事で、
当時も「なんでこんなヒドイ事を平気で出来るんだろう?」と
幼心を痛めてた思い出がある。


小さな頃から人間模様ってものは顕著に社会に投影されていて、
哲学に似た考えになっちゃうけど、人間ってのは幾つかのタイプに
分類されてしまうのかな、なんて。


壊す者と生み出す者

奪う者と守る者

傷付ける者と慈しむ者


色んな場面で、幾つかの立場に分かれて社会ってのは構成されている。
あまり好ましくないタイプが多いのもまた、現実で。


僕個人は彼の息子さんがとても気の毒で仕方ない。
自分の幼い頃と照らし合わせても、同じような感情を抱いた事があったから
尚更に胸が締め付けられる思いだ。


でもその上で、息子さんは「ものの憐れ」が幼いながらに分かってる、
非常に情緒的な人間なのだと感じ、友人に似た優しい人間になるであろうと
勝手に思いを馳せている。


「スクラップ&ビルド」なんて言葉があるけれど、
何も生まない破壊行為は、ただの蛮行であって犬も食わない。

つまりは畜生の行い以下だと思っている。


だからアメ○カの映画はずっと嫌いです。
不必要に街や人を薙ぎ倒す派手なカーアクション、
パリンパリン割れる窓ガラス、吹き出す貯水タンク、
やかましい銃器のドンパチ、爆薬、ミサイル、轟く爆音に響き渡る悲鳴。

で、なんですか?最後は白人の主人公が
金髪のねーちゃんとチュッチュしながらエンディング、と。

くだらねぇ…。
破壊至上主義もここまでいくと病気だぜ。


日本人らしさ、大事にしたいですね。

八百万の神様って考え方が日本にはあるように、
生き物に限らず物にだって魂が宿る。
それを大切に出来る考え方は、ほとんどの日本人は忘れかけてる。


「壊す」という事は本来、最終手段であるべきで
戯れに、直情的に、即物的にその手段を執ってると



アホになるぜ(^ω^♯)









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2 コメント

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ありがとう (貝殻師匠。)
2013-01-17 08:37:29
たしかにむやみやたらに壊す行為、なんでも壊すことが正しいと思ってる奴は大人でもいるけど、そういうのを子供心に目の当たりにしてどうしたらよいかわからなかったんだろうね。まあそういった光景を見て涙を流せた息子を誉めてあげたいと思います。
返信する
そうですな (一刀)
2013-01-18 12:12:32
ポジティブな指針を示してあげる方が、貝殻師匠。の血を引く息子さんには合ってると思います!
返信する

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