ガスガスＰｒｏのクラッチ

　２００２年に登場した、ガスガスのＰｒｏシリーズ、最軽量を誇り注目されました。その軽量化のための技術の一つが、皿ばねを使ったダイヤフラムのような動きをするクラッチです。

　しかし登場した当初はトラブルが多かったです。切れが悪い、レバーが重いなど大変でした。数々の対策部品が作られ、当店でも、０．１ｍｍ単位で皿ばねの高さの違うものを製作して対応しました。年を追うごとに改良されていき、つながりの良さ等評価するライダーも増えてきています。最近では、他のメーカーでも採用されてきています。しかし、開発したガスガスは、経営危機に陥ってしまいました。今年になって復活してきたので、このクラッチも活きてきますね。